麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2012年01月19日
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2012年01月19日(木)
だが本作で最もやられたのは最後の最後で明かされるある事実であり、これにはあからさまな伏線があったにも関わらず全く気付くことができなかった。本作は横溝的ガジェットを効果的に使った秀作の一つである。
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posted at 22:15:51
それだけでもその手の作品が好きな人には堪らないものがあるだろうが、作者は更にそこへ不可解な木像盗難や戦時中に開発された幻の銃の行方、空飛ぶ死者の謎を盛り込み、読者の探求心を絶妙に掻き立ててくれる。勿論ミステリとしても抜かりなく、巧みな伏線に支えられた意外な犯人と動機が実に秀逸。
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posted at 22:15:16
平家の落人が住みついたという伝説がある閉鎖的な村。その村で戦時中狂気に憑かれた男が起こした惨劇。そして現代で起きる殺人事件と鍾乳洞での冒険……というキーワードからも分かるように、本作はカジタツ版八つ墓村とも言うべき伝奇色の強い内容に仕上がっている。
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posted at 22:13:44
梶龍雄「幻狼殺人事件」読了。地方新聞の片隅で見付けたニホンオオカミらしき死体発見を報じる記事に牽かれて群馬県にある山村を訪れた佐川道夫はそこで奇怪な殺人事件に巻き込まれる。持ち前の探偵癖から事件の調査に乗り出した佐川はやがて昭和十五年に一人の男が村で起こした悪夢を知ることになる。
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posted at 22:12:33
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