麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2012年02月17日(金)
ちなみに最終話「そしてまわりこまれなかった」の著者注にて、作者は「『ドラクエI・II・III』のネタバレがあるため、未プレイの人は読まないでください(中略)そんな奴がこの宇宙にいるとは思えませんが、念のため」と書いているが、実を言えば自分はその未プレイの人間だったりする(爆)。
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posted at 21:30:08
それにしたところで、仕掛けの目新しさはあまりない。むしろ本作は、ミステリではなく、過ぎ去った青春小説として読むのが相応しいような気がする。特に本作はファミコン世代であれば、共感できる部分が多々あることだろう。
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posted at 21:28:39
詠坂雄二「インサート・コイン(ズ)」読了。スーパーマリオ、ぷよぷよ、ストII、ゼビウス、ドラクエという五つのゲームをテーマにした日常の謎系連作ミステリ短編集……といっても本格ミステリとして評価できるのは、ぷよぷよを題材にした「残響ばよえ~ん」くらいだろう。
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posted at 21:27:29
だが前作に比べると、お世辞にもその融合は上手くいっていないし(その前作にしても上手いとは言えなかったが)何より問題なのはミステリとしての興味を全く抱かせないことだろう。また前作にはあった青春小説要素が綺麗さっぱりなくなってしまっているのも個人的にはかなりマイナス。
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posted at 16:53:43
梶龍雄「殺人者にダイアルを」読了。軽井沢で死んだエリート銀行マンと、その彼を追って自殺をしたというホステス。その二つの死には頻発する金融強盗に関する陰謀が絡んでいた――。シリーズ前作にあたる「天才は善人を殺す」では社会派+密室だったのに対し、本作では社会派+アリバイを扱っている。
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posted at 16:53:05
「C.M.B.」19巻読了。収録作はどれも話としては面白いが、ネタが小粒なものばかりなのが物足りない。ベストは「Q.E.D.」とコラボした「大統領逮捕事件」で同じ事件を扱った「Q.E.D.」41巻収録「バルキアの特使」よりこちらの方が好み。コンゲーム的味わいの良作である。
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posted at 11:20:16
むしろ、こちらの一捻りこそが一番やりたかったことなのかもしれない。この話を読んで何となく島田荘司の某短編を思い出した。決して後味のいい話とは言えないが、可奈とのエピソードが真相の救いのなさを幾分和らげてくれている。
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posted at 11:06:23
「Q.E.D.」41巻読了。「バルキアの特使」「カフの追憶」の二編収録。メインは国際司法裁判所で燈馬と森羅が対決する前者だろうが、個人的には燈馬が囚人から射殺事件の顛末を聞く後者を推したい。ネタ的には過去作で既にやってるものだが事件の真相が明かされた後にもう一捻りしている点は○。
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posted at 11:05:57