麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2012年05月24日
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2012年05月24日(木)
事件の構図は何となく読めるものの、重要なのは着地点よりもむしろ過程の方にある。作者がやろうとしたのは事件を通して「ジゼル」を描くことであり、故に黒猫の講義を織り交ぜながら決まった着地点に向かって突き進むその物語はただひたすらに美しい。
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posted at 21:25:46
前作の連作短編形式から一転、一つの事件を追う長編となった本作。前作同様、ポウの作品をモチーフの一つとして扱ってはいるが、今回のメインはバレエ「ジゼル」の方であり、それに現在と過去の二度にわたり起きた事件が絡んでいく。
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posted at 21:25:12
森晶麿「黒猫の接吻あるいは最終講義」読了。五年前、バレエ「ジゼル」の上演中にバレリーナが、小道具から本物にすり替えられていた剣を体に突き刺し、死亡する悲劇が起きた。そして五年の時を経た今、同じ舞台で「ジゼル」を鑑賞していた付き人と黒猫の目の前で、ダンサーが倒れるハプニングが――。
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posted at 21:24:24
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