麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2012年06月15日(金)
例えば前作ではメインの仕掛け以外の作り込みに難ありと言わざるを得なかったが本作はきちんと仕掛けから逆算して作られているのがいい。また謎解きにフックをかませることにより更に意外な構図を引き出している点も素晴らしい。本作は本格ミステリのガジェットを巧く活かしたラノベ本格の良作である。
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posted at 19:25:48
見立て物だった前作から一転、館物に挑んだ本作。といっても前作は「なんちゃって見立て物」で終わってしまったこともあり、正直あまり期待していなかったのだけど、結論から言うと、本作はいい意味で裏切られた。
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posted at 19:25:18
夏寿司「トリック・ソルヴァーズ 籠の中の飛べない鳥」読了。桜咲が所属する自遊高校演劇部はある日、村おこしの一環として汐塚村から公園依頼を受ける。だが、村にやって来た咲たちを待ち構えていたのは「鳥籠館」という奇妙な館で起こる恐怖の殺人劇だった――。
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posted at 19:24:56
「C.M.B.」20巻読了。今回収録された四編のうち、印象に残ったのは「木片」と「犀の図」。「木片」は「Q.E.D.」でもあったタイムスリップ物で、ネタ自体は何てことのないものだが、創作活動をしている人なら共感を覚える話だと思う。
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posted at 11:29:27
前者は設定だけでも堪らないものがあるが、それを雰囲気作りだけでは終わらせずミステリとしてもきちんと活かしているのは○。ぬけぬけと示されていた手掛かりもさることながら、犯人を追い詰める決め手に巧さが光る。一方、後者はこの漫画らしいコンゲーム物で「嘘つき」が残した結末が実に心地いい。
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posted at 10:37:45
「Q.E.D.」42巻読了。騙し絵が多数展示されたホテルで起こった不可解な殺人事件を描いた「エッシャーホテル」と、論理パズルをヒントに間もなく爆破予定のビルに隠された演算装置の設計図を探す「論理の塔」の二本収録。
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posted at 10:37:21