麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2012年10月11日(木)
特に「念波る」は、収録作のうち唯一の中編ということもあって一番読み応えがあるが、テイストはガリレオというより「さまよう刃」に近い。これはこれで面白いとは思うが、個人的には謎解きミステリからエンタメミステリに方針転換を図ったような本作よりも「虚像の道化師」の方が好みか。
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posted at 22:25:01
前に出た短編集「虚像の道化師」ではロジックや仕掛けが盛り込まれた話も見られたのに対し、本作ではそれらが完全にオマケ扱いとなっており、代わりに近年の作品に顕著なドラマ部分に焦点が当てられている。
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posted at 22:24:38
東野圭吾「禁断の魔術」読了。ガリレオシリーズ初の書き下ろし中短編集。透視ができるホステスが殺された「透視す」引退寸前のプロ野球選手に死んだ妻が伝えたかった想い「曲球る」姉の危険をテレパシーで察知したと主張する双子の姉「念波る」謎の爆破映像とフリーライター殺し「猛射つ」の四編収録。
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posted at 22:24:07
さすがにコンゲームとしての完成度でいえば前作より劣るものの、代わりに前作にはないサスペンス性やバトル要素が盛り込まれており、スピーディーな展開で楽しませてくれる。これなら次回作も期待して良さそうだ。
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posted at 14:13:21
今回本作を読んで最も感心したのは何といっても伏線の巧さだろう。一見何の関連性もない序盤にまさか今回のゲーム「クレタ人の朗読会」の勝利の鍵がさりげなく隠されているとは思わなかった。
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posted at 14:13:00
乙野四方字「ミニッツ3 ~神殺しのトリック~」読了。守垣内兄妹とのゲームバトルに勝利し迎えた夏休みのある日、穂尾付図書館が謎の集団によって占拠される。人質として囚われた彼方やアザミ、茉莉らを救うため、櫻は創作遊戯研究会の仲間と共に図書館へと乗り込む。
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posted at 14:12:39