麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2013年03月15日(金)
手掛かりはギャグの中に隠せというこの作者の手腕が最も発揮されている短編だと思う。「二〇四号室は燃えているか?」想像するとかなりおバカなトリックもさることながら、何故やったのか?という点まできちんとフォローされているのが好印象。ベストは「探偵が撮ってしまった画」。
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posted at 22:37:49
「烏賊神家の一族の殺人」ここにきて、まさかの着ぐるみ探偵登場に絶句(笑)。些細な気付きからのロジックが秀逸だが、最後の捻りはなくても良かった気がする。「死者は溜め息を漏らさない」ミステリとしては一発ネタだが、それを示す伏線の張り方が巧い。
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posted at 22:37:23
以下は収録作に対する感想を。「死に至る全力疾走の謎」島田荘司顔負けの真相と逆転した構図が面白い。「探偵が撮ってしまった画」しょぼいトリックでも見せ方を変えただけで秀作になるという好例。予想外のところからくる犯人特定のロジックが素晴らしい。
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posted at 22:36:46
「はやく名探偵になりたい」に続く烏賊川市シリーズの短編集第二弾。売れっ子作家になって刊行ペースが上がったにも拘わらず、このシリーズに関しては相変わらず高いクオリティを保ち続けているのはさすが。それどころ前作よりもギャグ、ミステリ共にキレが増しているような気さえする。
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posted at 22:35:56
東川篤哉「私の嫌いな探偵」読了。ビルの壁に向かって全力疾走で激突した男。足跡なき殺人と浮気調査の意外な関係。神社の祠で起きた奇妙な死体の消失と出現。口からエクトプラズムを吐き出して死んだ男。衆人環視の火災現場から消えた赤いドレスの女――五つの謎に名(物)探偵・鵜飼はどう挑む?
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posted at 22:35:26