麻里邑圭人
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- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2013年03月24日
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2013年03月24日(日)
とはいえ本作が作者の提唱するストリック(ストーリー+トリックの造語)の成功作であることは間違いなく、作者に対しイロモノイメージを持っている人(自分含む)にこそ読んでもらいたい作品である。
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posted at 01:21:42
ネタバレになるので詳しい言及は避けるが、ここで作者はある大胆な趣向を取り入れており、それが第二部で起こる事件の重大なヒントとして活かされいくのだ。また第二部で使われる殺害トリックも強烈だが、個人的には趣向の美しさから少々浮いているような気がしないではない。
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posted at 01:20:50
この第一部では密室殺人の真相よりもむしろ「勝海舟が二人いた」という根拠の方に注目したい。これに迫っていく過程は実にスリリングであり、歴史ミステリとしても充分に楽しめることだろう。だが本作の本領が発揮されるのは何と言っても第二部からである。
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posted at 01:20:14
斎藤栄「勝海舟の殺人」読了。まず本作は二部構成となっており、第一部では大衆作家の長谷川竜五郎に弟子入りし、勝海舟が二人いたという歴史小説の執筆準備に取りかかっていた「私」が美貌の作家夫人が密室で殺害された事件に巻き込まれる。
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posted at 01:19:48
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