麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2013年04月10日(水)
正直ミス研という設定がほとんど活かされていない(というより、こんなのミス研じゃない(爆))など幾つか不満もあるが、思ったよりもミステリしていたし、何よりも予定調和の恋愛劇が心地よい。探偵小説と後輩と恋愛小説をいっぺんに味わいたい人にはお勧めの作品である。
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posted at 22:09:58
三編目は物語の転換期としての側面が強いが、一応ミステリとしてもそれなりのものに仕上がっている。そしてこれ以降、物語はミステリから予定調和ともいえる恋愛劇に移行することになるのだが、それでも合間合間にミステリ風味を織り混ぜることにより探偵物らしい恋愛劇を演出することに成功している。
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posted at 22:09:13
この二編目「君に近づく正しい方法」はキャラ設定が真相の巧い目眩ましになっており、伏線も綺麗に決まっている。勘のいい人ならすぐに真相に気付いてしまうかもしれないが、少なくとも自分は見事にしてやられた。この短編から失恋探偵の本領発揮と言っていいだろう。
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posted at 22:08:51
一言でいえば探偵小説で恋愛物をやってみたような作品で、ノリとしては日常の謎物の連作ミステリに近いかもしれない。尤も最初の話を読んだ時点ではミステリ要素は薄く(推理はあるがこじつけ感が強い)イマイチ失恋探偵という設定に面白さを見出だせなかったが、それも二編目でガラリと印象が変わる。
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posted at 22:08:18
岬鷺宮「失恋探偵ももせ」読了。失恋探偵。それはミステリ研究会の部室を根城にして行われる、学校非公認の探偵活動。その活動内容は「恋に破れた人のために失恋の真実を解き明かす」こと。今日も野々村九十九は「失恋探偵」である後輩の千代田百瀬と共に依頼人たちの叶わぬ恋の謎を紐解いていく。
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posted at 22:08:00