麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2013年05月20日
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2013年05月20日(月)
とはいえミステリとしてはよく練られており、運良く(悪く?)作者の狙いに気付かなければ、最後でアッと驚くに違いない。本作は津村秀介「北の旅 殺意の雫石」のように、トラベルミステリであることを逆手にとった仕掛けが面白い、本格ミステリの良作である。
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posted at 18:21:33
だがその一方で、作中にある手掛かりが出てきた時点で人によってはミスディレクションに引っ掛かる前に真相に気付いてしまう可能性があるのが難。これに関しては作者のミスというより事件の性質上出さざるを得ないものであり、それを考えると痛し痒しといったところだろう。
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posted at 18:20:59
本作は三部構成となっており、第一部では被害者が殺されるまでの旅行の過程が、第二部では沙織と雄介の捜査行が、第三部では名探偵による最後の謎解きが描かれる。それは一見トラベルミステリではよくある構成のように思えるが、実はこれこそが大胆なミスディレクションになっているのが秀逸。
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posted at 18:20:30
井沢元彦「殺人ドライブ・ロード」読了。不動産業で財を成した大沢円次郎の長女・良江が夫・英夫との第二のハネムーン中に殺害された。犯人は良江の死体を車に積んだまま事故死した英夫の元愛人と見られたが良江の妹・沙織は英夫に疑いを持ち、大学の同級生である雄介と共に英夫のアリバイ崩しに挑む。
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posted at 18:19:37
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