麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2013年06月17日(月)
ただその反面、作品の性質上仕方ないとはいえ、誰がやったかという点がどうでもよくなってしまうのが難。またこれは好みによるのかもしれないが、バトル描写があまりこなれていないように感じた。
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posted at 19:03:35
イロモノ暗殺者たちが繰り広げるバトルロワイヤルと推理劇を融合させた「夕陽はかえる」の流れを汲む快作。本作の設定は一見するとB級映画を彷彿とさせるバカバカしさだが、それらが後にある大ネタを成立させるために必要不可欠であることが分かり、仰天させられる。
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posted at 19:03:01
霞流一「落日のコンドル」読了。豪華客船のオーナーを暗殺するため、洋上の船に潜入した瀬見塚眠をリーダーとする暗殺チーム。だが、そこで待っていたのは仲間の他殺体と空中殺法を駆使するコンドル三兄弟の襲撃だった。更にオーナーも既に何者かに殺されており、死体からは手首が奪い去られていた。
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posted at 19:02:35
「金星」は漫画ならではのトリックの見せ方が秀逸だが、犯人がそれほど主張していないせいか童話のフォローがあるとはいえ動機にイマイチぴんとこない。対して「初恋」は読後感はいいが計画的というにはあまりに綱渡りすぎる犯行にどうしても引っ掛かってしまう。総じて今回は一長一短な印象を受けた。
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posted at 11:43:18
今回収録された二編に共通して言えるのはミステリ部分よりもその裏にある物語性を重視している点であり、「金星」は思い込みの愚かさを、「初恋」は人が恋に落ちる過程をそれぞれ描いている。
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posted at 11:43:07
「Q.E.D.」45巻読了。学生アパートで起こった密室殺人と宇宙冒険旅行を描いた童話がリンクする「金星」、校内屈指の美少女と付き合うことになった平凡な男子高校生が、自室のベランダで彼女に付きまとっていた男の墜落死体を発見、殺人犯として疑われる「初恋」の二編収録。
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posted at 11:42:56
犯人の特定方法も特殊知識だけではなく、ちゃんと論理的にも絞り込めるようになっているのは○。本作はタイトルにもある薔薇と十字というガジェットが実に効果的に活かされた傑作である。
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posted at 10:08:24
前巻から始まった「薔薇十字館殺人事件」完結。金田一少年ではしばしば心理トリックが用いられるが本作で使われた二つのトリック――薔薇密室とアリバイトリックはその中でも上位に入る出来と言っていいだろう。前者の串刺しの理由もさることながら特に後者の騙し絵を思わせる大胆な発想が素晴らしい。
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posted at 10:08:06
「金田一少年の事件簿」5巻読了。「ローゼンクロイツ」と名乗る者から異母妹を守ってほしい――高遠遥一からの依頼を受けて人里離れた山奥にある薔薇十字館にやって来た金田一と深雪。だが周囲を囲む薔薇の棘に毒が塗られたことで館に閉じ込められた挙げ句、恐怖の連続殺人に巻き込まれることに……。
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posted at 10:07:51