麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2014年01月03日
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2014年01月03日(金)
とはいえ結果としてみれば、その背後にあるものに注力したあまり、ミステリ部分が中途半端になった印象が否めないが、その一方で作者が最も書きたかった独特な犯罪パズルが忘れ難い作品である。
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posted at 17:31:20
「合理的な謎をはらみながら人間心理の不可思議性を追求してみたつもり」と作者は言うが、合理的な謎に関しては必ずしも成功しているとは言い難い。しかしながら「この事件は誰が犯人というような性質の事件じゃない」と作中で探偵役が語るように本質はそこではない。
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posted at 17:30:56
本作について作者は「人間の心の内奥に微睡む不可思議なものから生じる複雑な人間関係が犯罪=殺人に結びつくという設定にした」と語っているが、その言葉通り事件の状況よりも、その背景にある複雑な人間関係と事件の鍵を握る藤咲えりかという女の過去に筆が費やされている。
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posted at 17:30:46
谷恒生「血文字「アカシア」の惨劇」読了。五明海運の御曹司・五明信太郎とアイドル歌手・藤咲えりかの結婚披露宴の最中、爆発音と共にシャンデリアが落下、信太郎が下敷きとなり即死した。更に翌朝、司会役の男がホテルの一室で喉をかき切られて殺され、枕には「アカシア」という謎の血文字が……。
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posted at 17:30:02
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