麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2014年01月12日
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2014年01月12日(日)
次点は自動車の密室という謎が目を惹く「動く密室」と安楽死テーマを扱った「濁った殺意」で、前者は詰め込まれたトリックとさりげなくも大胆な伏線が○。後者はダイイング・メッセージの真相が明かされると共に反転する事件の構図と構成の仕掛けの結び付きが素晴らしい。
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posted at 16:22:13
ベストは美人作家が密室で半裸姿で殺されているのが見付かる「裸の密室」で、一見ただのスケベ趣味(!)と思われた設定に隠された計算された企みと前述した技巧のダブルパンチが実に鮮やかで、個人的にはエロミスの傑作に挙げたい。
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posted at 16:21:42
本作に収録された七編のうち、前半の三編はダイイング・メッセージ物で統一されているが、唯一「濁った殺意」のみはダイイング・メッセージを扱いつつも後半の四編で見られる、構成で犯人をミスディレクションさせる技巧が盛り込まれている。
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posted at 16:21:06
中町信「暗闇の殺意」読了。勤務先で横領の疑いをかけられていた男が転落死して間もなく、彼の住んでいたマンションで同僚が撲殺され、連続殺人の様相を帯び始める表題作を含む単行本未収録の四編に、「Sの悲劇」収録の三編を加えた本格ミステリ短編集。
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posted at 16:20:49
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