麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2014年01月18日
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2014年01月18日(土)
そういう意味では「犯人が善という立場で、ミステリーが書けないものかと思った。この作品のラストシーンは、その意味で、意識して、反転の形をとった」と語る作者の判断は正しい。また事件の構図の、社会的要素と伝奇要素のバランスも秀逸。伝奇本格ミステリの傑作といっても過言ではない作品である。
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posted at 20:44:12
本作のミステリとしての見所は相次ぐ墜死の謎と被害者が言い遺した「ぎゃくの……、くすりだ」というダイイング・メッセージの二つに分けられるが、前者の真相が明らかになるにつれ、後者が生々しい結末と共にホラーにも似た衝撃をもって迫ってくる点が素晴らしい。
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posted at 20:44:00
藤本泉「針の島」読了。山形県酒田沖に浮かぶ羽里島にある神社の高く険しい石段から男が墜死した。偶然この惨事を目撃した新米刑事・五十嵐が調べてみると、同じ場所で同じ会社の社員が三年連続で墜死していたことが分かる。そんな中、能面のような盲目の巫女・堺小祝が五十嵐の死を予告して――。
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posted at 20:43:15
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