麻里邑圭人
- いいね数 9,797/10,375
- フォロー 1,028 フォロワー 1,647 ツイート 91,937
- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
Favolog ホーム
» @mysteryEQ
» 2014年10月21日
並び順 : 新→古 | 古→新
2014年10月21日(火)
霞流一「フライプレイ! 監棺館殺人事件」読了。売れないミステリ作家がラブホテルだった建物を買い取り古今東西の本格ミステリの意匠を施した館『監棺館』。そこでうっかり女を殺害してしまった作家と編集者は相談する。「どうせなら本格ミステリ作家の名にふさわしい殺人にすべきでしょ!」
タグ:
posted at 00:03:47
痴話喧嘩が理由で起きた単純な殺人事件のはずが本格ミステリ作家のプライド(?)のために密室見立て殺人へと変貌し、挙げ句の果てには理想の解決を求めて探偵まで呼ばれるというスラップスティック・ミステリ。相変わらずギャグが寒いが、それはもう仕方ないと割り切ることにする。←
タグ:
posted at 00:04:17
中盤で披露される多重推理は事件の見せ方が微妙なのを差し引けば、作者が得意とするバカミスとロジック全開で楽しませてくれる。但し問題はそれ以降の展開で、ネタを盛り込み過ぎたのが災いし、ただのこじつけとしか感じられない部分が多々見受けられるのが難。
タグ:
posted at 00:04:36
更に最終的な真相にしても、いくらコミカル調を演出しててもさすがにこれは無理がある。オチもさもありなんとしか思えず、個人的には面白さより微妙さの方が上回ってしまった。
タグ:
posted at 00:04:57
スポンサーリンク