麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2014年11月16日
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2014年11月16日(日)
「後日になって考えれば、思い当たることばかりであった。謎を解く手がかりは、その日の始まりから散らばっていたのである。」――本作はそんな書き出しから始まっているが、読み終わってみると正にその通りだったことに気付かされる良作である。
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posted at 16:49:48
またそれに伴って分かるある伏線が、動機の重要な手掛かりであると同時に強烈なミスディレクションも兼ねていたのには脱帽の一言に尽きる。トリックに目新しさはないが、こういう細かい技巧の積み重ねで唸らせてくれるところがこの作者の魅力だろう。
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posted at 16:49:39
作者が得意とする山岳ミステリの第二弾。犯人が仕掛けた二つのアリバイトリックはいずれも小粒ではあるものの、手掛かりの配置の仕方に巧さがある。むしろ本作が秀逸なのは動機の方であり、奇妙な詐欺事件で謎を更に深めた後に明かされるそれは完全に目から鱗と言わざるを得ない。
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posted at 16:49:08
長井彬「奥穂高殺人事件」読了。奥穂高山頂を目指していた伊東宏が雪庇を踏み外して転落死した。一緒に登っていた赤坂美知によると彼は転落する直前「ワナか? これは」という謎の言葉を遺したという。事件は美知の犯行か、それとも遠隔殺人か。山岳会の僚友・小泉信司は一人調査を始める。
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posted at 16:48:39
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