麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2015年11月21日(土)
決め手となるものが些かバッチい(爆)点を除けば、犯人の仕掛けたトリックと動機に見るべきところがある。また「密封された寝室」は盲点をついた密室トリックが○。その他「撃墜作戦」が当時の営業マンの苦労を描きつつ、どんでん返しを盛り込んだ意欲作である。
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posted at 18:35:18
「推理実験室」シリーズの作者による短編集第二弾。収録作の幾つかはただのトリビアの域を出なかったり、今となってはネタが古びてしまって評価できなかったりするのが残念だが、中には「夏風邪をひく女」のような、おっと思わせる作品もあるので油断できない。
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posted at 18:35:09
幾瀬勝彬「幻の魚殺人事件」読了。秘密の釣り場での殺人を巡るアリバイ崩しを扱った表題作を始め、知り合いが巻き込まれた殺人事件を「推理実験室」のメンバーが鮮やかに解決する「夏風邪をひく女」、目張り密室で死んだ女性歌手の事件に記者たちが挑む「密封された寝室」など七編収録。
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posted at 18:34:45
また手掛かりはあからさまだったにも拘わらず、まさかこんな使い方をするとは思わなかったバカミス的トリックは嫌いではない。とはいえどちらかといえばミステリ部分よりも主人公の心境の変化が物語にどのような影響を齎すかが見所の作品である。
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posted at 18:34:36
タイトルにもなっている主人公の真面目すぎる性格が災いして警察に疑われてしまう展開と次々と起こる不可解な出来事が興味を惹く作品。特に主人公が今の性格になったきっかけが真相と密接な繋がりがある点は○だがその反面、不可解な出来事の中には別になくてもいいものも見受けられるのが気になる。
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posted at 18:34:24
大谷羊太郎「真面目すぎた男」読了。亡父から真面目だけを取り柄に育てられた西並玄一郎はある日、父の友人であった資産家の赤堀養治から旅行バッグを託される。数日後、赤堀の他殺体が自宅で発見され、驚いた西並が預かっていたバッグを確認するも何者かに盗まれていたことが判明し……。
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posted at 18:34:05