麻里邑圭人
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- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2016年01月21日
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2016年01月21日(木)
友成純一「邪し魔」読了。単身バリで女三昧の生活を送る良治は祭の夜に禁忌を犯したことで村を追放されて、妖怪が化けているとも知らず少女イェニのもとへ。一方、良治が行方不明になったという知らせを受けた妻の恵子は原因不明の頭痛に悩まされながらもバリに向かう――。
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posted at 00:10:32
本作はバリ島を舞台にぼんくら男を巡って女妖怪と妻が対決するという実に単純なストーリーなのだけど、いかんせんメインに入るまでが長すぎる。勿論そこに至るまでの過程が面白ければ問題ないのだが友成作品の面白さに直結するスプラッターもなければ頭のおかしな展開もないのは流石にあんまり過ぎる。
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posted at 00:10:44
しかもそのメインに入るのが最終章ときては、どんだけオアズケが長いんだと文句の一つも言いたくなる。しかしながら散々引っ張っただけあって最終章でのはっちゃけぶりはなかなか際立っており、友成信者であればそれだけで許したくなる。
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posted at 00:10:58
加えてある意味(?)ハッピーエンドな結末も印象的。ただどちらかと言えば、やはり最初から最後まで血みどろの妻と女妖怪の戦いを描き、それに巻き込まれた人々がひどい死に方をする話の方が面白かったような気がする。←
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posted at 00:11:11
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