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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2016年06月17日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年6月17日

一方「H.N.」は「1st,April,1999」を彷彿とさせるコンゲーム物で、一部の真相こそ見えやすいものの、緻密な計算とこのシリーズならではの豪腕で成立させた策略は爽快の一言に尽きる。ラストも実に心地よく、陰惨な殺人劇の後に相応しい一服の清涼剤とも言うべき快作である。

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posted at 13:34:47

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年6月17日

不可能犯罪のシンプルなトリックも悪くないが、どちらかといえば最後に明かされる構図の方にこそ、ここ最近の作者の本領が見て取れる。個人的には仁木悦子「幽霊と月夜」に匹敵するネタの詰め込みぶりが素晴らしい傑作である。

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posted at 13:34:31

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年6月17日

まず「碧の巫女」の密度の高さが凄い。死体の隠し場所を言い当てた巫女の占い、海水に沈んだ洞窟に突如出現した死体、足跡なき殺人といった魅力的な謎の連打だけでも十分引き込まれるのに、そこへ更に得意の数学ネタまで盛り込んで殺人劇の裏に隠された構図を実に鮮やかに浮かび上がらせてくれるのだ。

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posted at 13:34:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年6月17日

加藤元浩「Q.E.D.iff」4巻読了。リゾート開発を巡り対立が深まる小さな島で起きた不可能状況下での連続殺人劇「碧の巫女」、オンラインカジノへのサイバー攻撃に端を発するハッカーたちのPC上にとどまらない世界を股にかけた頭脳戦に燈馬が挑む「H.N.」の二編収録。

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posted at 13:33:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年6月17日

どちらかといえば端から本格ミステリ的なものは期待せず、タイトルにある人間性剥奪をテーマにした人間模様メインで読んだ方が楽しめる作品である。

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posted at 02:05:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年6月17日

しかしながら予測不可能な展開に拘るあまり、粗筋から大方の読者が期待するような毒殺事件の真相を悪い意味で裏切ってしまっている印象が強く、加えて本格ミステリを謳うにはいまいち伏線の決定力に欠けると言わざるを得ない。

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posted at 02:05:14

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年6月17日

一言でいうなら、作者のデビュー作である「ラガド」を今書いてみたらこうなりました的な作品。但し気が付いたら流水大説(!)になっていた「ラガド」に比べると、こちらはまだ地に足がついた内容になっている。

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posted at 02:04:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年6月17日

両角長彦「人間性剥奪」読了。都内のとある中学校の給食時間。突然、複数の生徒が苦しみ出し、五人が病院へと搬送、うち二人が死亡した。何者かがデザートのフルーツみつ豆に毒物を混入させたのだ。犯人はいつ、どうやって毒を入れたのか? そしてその目的は?

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posted at 02:04:20

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