麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2016年06月28日(火)
その他の収録作は「デブを捨てに」に比べると今一歩な印象が否めないが、個人的には「陽気な蠅は二度、蛆を踏む」における運命の悪戯とその結果もたらされる哀愁たっぷりの結末は一読の価値あり。
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posted at 23:56:24
それでいて泣かせるところはきっちり泣かせるし、カッコいいところもしっかり盛り込まれている。キャラにしても普通ならドン引くようなキワモノばかりのはずなのに、気付けばすっかり感情移入するようになっているという、何とも不思議な魅力に満ちた作品である。
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posted at 23:55:47
「デブを捨てに」とコンセプトを同じくする作品集。目玉はなんといっても表題作で、突如淫売宿へやって来た動物たちに娼婦たちが客を奪われる(!)展開とそれ故に付けられたタイトルの意味には爆笑の一言。
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posted at 23:55:12
平山夢明「ヤギより上、猿より下」読了。寂れた淫売宿に突如現れたオランウータンとヤギの存在が娼婦たちを脅かすようになる表題作を始め、殺し屋が偶然知ったターゲットの正体に苦悩する「陽気な蠅は二度、蛆を踏む」、ボケ老人相手に小金を稼ぐ男が娘の捜索を依頼される「婆と輪舞曲」など四編収録。
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posted at 23:54:53
行動派と理論派のコンビが四つの日常の謎を解く連作ミステリ。全体的に検証が丁寧なのは好印象だが、その丁寧さ故に途中で真相が読めてしまいがちなのが残念。そんな中、切り裂かれた絵画の謎を扱った第四話のみは動機部分にもう一歩踏み込むことで青春ミステリらしい葛藤を描き出している点が秀逸。
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posted at 10:43:13
萩原麻里「小和田くんに隙はない?飯田さんの学園事件簿」読了。行方不明の猫、密室から消えたお菓子、宛先不明のラブレター、切り裂かれた絵画……気になることはとにかく首を突っ込みたがる飯田さんとクールだけど飯田さんを放っておけない小和田くん。そんな二人が巻き込まれた四つの事件とは?
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posted at 10:41:37