麻里邑圭人
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- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2016年08月06日
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2016年08月06日(土)
ポール・アルテ「第四の扉」読了。数年前に密室状態の屋根裏部屋で全身を切り刻まれて死んだ夫人の幽霊が出ると噂されるダーンリー家の屋敷に霊能力を持つと称する夫婦が越してきて以来、不可解な事件が続発する。そして、遂には呪われた屋根裏部屋での交霊実験の最中、またもや密室殺人が……。
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posted at 13:01:04
犯罪学者ツイスト博士が探偵役を務めるシリーズの一作目。稀代のマジシャン・フーディーニに纏わるエピソードと怪奇趣味に彩られた不可解な謎の連打は魅力的だが、その真相自体はどれも大したものではない(というかアルテ作品でトリックに唸らされるものは一部を除き、あまりないような気がする)。
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posted at 13:01:15
むしろ本作の見所はある事件における犯人の動機であり、大胆この上ないこのネタだけで元がとれると言っても決して過言ではないだろう。加えて捻りのきいたプロットと余韻が絶妙な結末が素晴らしく、たとえトリックが微妙でもそれ以外の部分で充分カバーできることを教えてくれる(?)佳作である。
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posted at 13:01:35
「シン・ゴジラ」観了。怪獣映画特有の破壊の美学を求めると些か物足りない部分もあるが、災害パニック物としてテンポ良く見せることにより万人受けする良質なエンタメ作品に仕上げている。所々窺える庵野テイストも○で、個人的には「巨神兵東京に現わる」を彷彿とさせる夜の場面が良かった。
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posted at 22:59:10
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