麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2016年10月02日(日)
ベストは被害者が死んだ状況からベートーヴェンに殺人の嫌疑がかかる「ピアニストは台所に入れるな」で、探偵役に纏わる捻くれた構図とブラックユーモアが効いたオチが面白い一編である。
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posted at 22:07:40
「モーツァルトは子守唄を歌わない」で探偵役を務めたベートーヴェンが再登場する連作ミステリ。全四編の収録作のうち前半二編はミステリ色が強く、後半二編は冒険色が強い傾向にあるほか、ベートーヴェンが徐々に年をとっていくにつれて変化していく登場人物たちの関係性が何とも言えない余韻を残す。
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posted at 22:07:28
森雅裕「ベートーヴェンな憂鬱症」読了。ある時は殺人容疑で追われ、またある時は涙を流すマリアの謎を解き、囚われの王女も救出すれば、自分の子だと名乗る音楽家の出現に頭を悩ませる……図らずも探偵として活躍することになる楽聖ベートーヴェンが巻き込まれた四つの事件を収録。
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posted at 22:07:14
但しミステリとしてみるとこれといって際立ったものはなく、一番魅力的な焼死体が劇場の貴賓席に座っていた謎の真相は理解はできるが些か拍子抜けと言わざるを得ないし、楽譜の暗号や毒殺の真相も意外性は特に感じられない。あくまでシチュエーションとキャラのやり取りを楽しむのが吉な作品である。
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posted at 22:06:59
第31回江戸川乱歩賞受賞作。モーツァルトの毒殺説という有名なテーマにあのベートーヴェンが挑むという趣向もさることながら、何よりベートーヴェンと弟子のツェルニーのコミカルなやり取りが楽しい。
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posted at 22:06:35
森雅裕「モーツァルトは子守唄を歌わない」読了。「モーツァルトの子守唄」を出版した楽譜屋が焼け焦げた死体となって、劇場の貴賓席に座っていた。子守唄の楽譜にはモーツァルト毒殺説の謎を解く鍵が隠されているに違いないと確信したベートーヴェンは弟子のツェルニーと共に探偵行を始める。
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posted at 22:06:24