麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2017年09月09日(土)
とはいえ収録作のうち平凡な親子三人が突如殺し合うスプラッターホラー「霊吸い」では犯人当てならぬ忌物当てというなかなか興味深い趣向が盛り込まれており、今後の展開次第ではミステリとしても面白くなりそうな可能性を秘めているシリーズだと思う。
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posted at 19:07:29
忌物をテーマにした怪談を扱った連作ホラーミステリシリーズの一作目。メインキャラに関して言えばキャラクター性も強く、そういう意味では「死相学探偵」シリーズを彷彿とさせるが、「死相学探偵」シリーズに比べると本作のミステリ度はそれほど高くない。
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posted at 19:06:20
三津田信三「忌物堂鬼談」読了。得体の知れぬ何かに脅える中学生の由羽希は救いを求め一人遺仏寺を訪れる。そこで由羽希は、美形の住職・天山天空から所有しているだけで祟られる代物――忌物に纏わる怪異譚に毎夜、耳を傾け、謎を解かされる羽目になるのだが……。
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posted at 19:05:52
ちなみに数少ない本格物三編の感想はというと法月は謎と構図の面白さはあるが捻りすぎて切れ味は鈍い。有栖川は特筆すべき所はないがワンアイディアをベースに無難な犯人当てに仕上げている。麻耶は一応捻った犯人当てにはなっているが本編よりもラストのメルカトルの台詞の方が印象に残った(爆)。
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posted at 18:24:49
新本格30周年を記念して企画されたミステリ・アンソロジー。しかしながら胸を張って本格と言えるものは法月、有栖川、麻耶の三編だけで、中にはミステリですらないものもある。正直新本格を冠しているのだから全編、本格物で勝負してほしかった。
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posted at 18:24:36
綾辻行人他「7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー」読了。「名探偵」をテーマにした新本格ミステリ第一世代の作家(綾辻行人、歌野晶午、法月綸太郎、有栖川有栖、我孫子武丸、山口雅也、麻耶雄嵩)による書き下ろしミステリ短編七編収録。
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posted at 18:24:16