麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2017年10月20日
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2017年10月20日(金)
だがその一方でこの仕掛けと作中で扱われる謎のちぐはぐ感はいかんともしがたく、中には空を飛ぶ男に纏わるせっかく面白そうなトリックもあったのにそのちぐはぐ感のせいで不発気味に終わってしまっているのが残念。プロット物としてみるかトリック物としてみるかで評価が大分変わってくる作品である。
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posted at 22:11:51
とはいえ仕掛けが全くないわけではなく、プロットの捻りに定評がある作者らしく思いもよらない方向から読者をあっと驚かせてくれる。最初は何が起こったのか分かりづらいだろうが、徐々に仕掛けの全貌が分かってくると作者の策士ぶりに思わず唸らされるに違いない。
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posted at 22:11:32
人が消えると噂される館で次々と起こる不可解な消失劇を描いた作者初のクローズドサークル物。一見すると不可能犯罪に真っ向から挑んだ作品のように思えるが、そちらを期待すると大いにがっかりすることだろう。
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posted at 22:11:15
深木章子「消人屋敷の殺人」読了。包囲された館から一族が忽然と姿を消した――そんな奇怪な伝承に彩られた岬の突端の武家屋敷・日影荘。ここに隠遁する覆面作家を訪ねた女性編集者が失踪し三ヵ月後、謎の招待状によって五人の関係者が集められた。折しも嵐の襲来で孤立する館で新たな消失事件が……。
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posted at 22:10:38
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