麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2018年11月13日(火)
一体どこまでが現実でどこまでが幻想なのか? それは二転三転する真相もまた同様であり、そうして迎えた結末はこれまで描かれた物語に相応しい、ゴシック的儚さと美しさを兼ね備えている。この作者にしては珍しいタイプの作品だが、着地が見事に決まった佳作と言っていいだろう。
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posted at 22:05:31
乱歩賞作家による幻想色の強い長編ミステリ。本作は未来に予告された殺人が起こるまでの過程には約三百ページあるうちの三分の二以上を費やしており、その間、読者は事件の当事者である由里の視点を通して、理性と狂気の狭間を行き来することになる。
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posted at 22:05:17
高柳芳夫「闇からの呼び声」読了。津軽の名家、多香城家の末娘・由里を悩ませる奇怪な幻覚と幻聴。やがて彼女は六ヶ月後の三月二十日に姉・麻里が土蔵の中で締め殺される一部始終が自分の日記に綴られていることに気付く。書いた覚えのない惨劇の予告は次第に避けがたい力で現実のものとなっていく――。
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posted at 22:04:59
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