麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2018年11月18日
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2018年11月18日(日)
一方ミステリとして選ぶなら「孤独な妖精」で、自分のことを妖精だと主張する少女との童話的とも言える不思議な触れ合いから一転、ミステリに様変わりする意外な展開と読者の想像に委ねた結末が○。またかつて主人公を虐待していた継母の意外な素顔が明らかになる「匂い袋」も滋味深い好編である。
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posted at 16:56:33
そんな中からホラーとして一編選ぶなら、かつて一人の女を無残に殺害し、画家の男を自殺に追いやった女が男と馴染みのあるホテルを訪れる「青い髪の人魚」で、定番ながら男女の関係を逆手にとった捻りをそつなく用いているのがいい。
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posted at 16:56:24
本作の内容紹介には瀟洒な都会のホテルを舞台に男と女の愛の結末を描くホラー・ミステリー集とあるけれど、厳密にホラーと言えるのは最初の三編くらいで残りの五編はミステリ、もしくはサスペンスの範疇に入るだろう。
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posted at 16:56:15
山崎洋子「ホテル・ルージュ」読了。パリ―サンジェルマンの裏通りにひっそりと佇むホテル・ルージュ。「毎年五月のこの日、ここで待っている」と言った彼がもしかしたら……。愛のさめた八歳年下の裕二とパリに来た衿子。彼女の胸に切ない想いがこみ上げて――。表題作含む八編収録。
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posted at 16:55:45
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