麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2018年12月06日
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2018年12月06日(木)
むしろ本作の見所は終盤の多重構造の仕組みが明らかになっていく怒濤の展開と、最後に明かされる『静寂の秘密』の解決(何気にこれも良くできている)を踏まえた真相であり、それを読めばなぜ作者が作中作を取り入れたのか腑に落ちることだろう。
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posted at 09:53:14
作中作を取り入れた多重構造の企みに満ちた長編ミステリ。事件の内容自体は不審死の謎を追うだけなのでやや退屈な部分もあるが、暴漢に襲われるハプニングや恋愛を絡めたりして何とか展開に起伏を盛り込もうとしている点は好感が持てる。
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posted at 09:52:57
深谷忠記「黒の組曲 〈虚の四重奏〉殺人事件」読了。椚芽ぐみの手元には小説形式で書かれた父の手記二冊と父の友人・君沢昌三の小説『静寂の秘密』が遺された。それらの中には久米英明の不審な死と伯父・陽一郎の自殺に関する秘密、そして君沢の各事件への関わりが隠されていた。
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posted at 09:52:45
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