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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2019年01月19日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年1月19日

作者はあとがきで一定の法則に従ってるしヒントも出ているからアリだとしているがそこに肝心の必然性と人物描写が伴っていないため面白そうなネタをただ並べてみただけで終わってしまっている。加えてドタバタラノベ調なのも作者が目指す猟奇と幻想、論理と浪漫とは水と油であり色々残念な作品である。

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posted at 20:17:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年1月19日

浪漫探偵・朱月宵三郎シリーズの二作目。古今東西の推理小説からの引用、山の周囲を螺旋状に麓から頂まで蛇のようにグルグルととりまいた(!)意味不明な館の設定、密室トリックや動機に見られるトンデモなネタの連打は嫌いではないが、いかんせん全てにおいて練り込み不足で説得力に欠けるのが難。

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posted at 20:17:06

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年1月19日

新城カズマ「無謬邸は暁に消ゆ 浪漫探偵・朱月宵三郎2」読了。罪を犯しても罰せられない一族が支配する閉鎖的な村にやって来た真夜たち一行。一族の館に泊まったその夜、真夜と同室の乃乃子に特殊な毒が盛られたが、密室の部屋にいたのは二人だけ。浪漫探偵は真夜の無実を証明することができるのか。

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posted at 20:14:01

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年1月19日

次点は作者らしいミステリ的仕掛けが何とも言えない爽快感を生む「ガサ入れの朝」だが、連作としてのオチの付け方が巧い「消えた少女」も捨て難い。本作は警察小説という枠組みの中できっちりと本格ミステリをやってのけた連作ミステリの秀作である。

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posted at 17:27:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年1月19日

収録作は全編ハズレなしと言ってもいい完成度の高さだが、その中でもベストを選ぶなら痴漢事件を扱った「私の戦い」になるだろう。冒頭からそれとなく匂わせているものの、それがある事実と繋がった瞬間、浮かび上がる真の構図が素晴らしい。

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posted at 17:27:40

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年1月19日

作者はこれまでもミステリ的仕掛けのある作品を幾つか書いているが、本作はその中でも最も本格ミステリ度の高い作品と言っていいだろう。収録作はいずれも女性警官の視点から描いており、作中に度々児童ポルノ、LGBT、3Dモデルなどの現代社会ならではの要素が出てくる点が何ともこの作者らしい。

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posted at 17:27:21

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年1月19日

葉真中顕「W県警の悲劇」読了。警察官の鑑と尊敬されていた父の変死、猟奇的な女児殺害事件の意外な真相、改造拳銃密売の証拠探し、痴漢事件に隠された企み、介護中の父親を殺した神父、消えた少女の行方……W県警で起きた六つの事件を描いた警察小説+どんでん返しの連作ミステリ。

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posted at 17:27:05

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年1月19日

「ミスター・ガラス」観了。「アンブレイカブル」「スプリット」に続く三部作完結。待望のヒーローとヴィランの対決かと思いきや……単純な対決劇を期待していた人はガッカリするかもしれないが最後に明らかになる真の構図とミスター・ガラスの役割は名探偵と怪人論にも通じるもので実に興味深かった。

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posted at 16:19:34

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