麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2019年03月10日
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2019年03月10日(日)
尤も人間消失のトリックは読めるしその構成自体も大谷作品で度々見られるものながら、実は本作の本領は探偵役の捜査行が描かれる第三部にこそある。詳しい言及は避けるが、読者が完全に油断しきった所に仕掛けられたサプライズはなかなかのものであり、この構成を最大限に活かした巧さがある。
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posted at 12:22:01
三部構成の長編ミステリ。放火された工場跡地から発見された白骨死体、その付近で過去に起きた奇妙な密室からの人間消失と動機不明の殺人事件――といった謎をこれでもかとばかりに詰め込んだ第一部で読者を惹き付けた後、倒叙形式の第二部で作者はあっさりと真相を明らかにしてみせる。
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posted at 12:21:34
大谷羊太郎「スタジオの怪事件」読了。作家の森川は17年前、偶然見学した録音スタジオから歌手が失踪するという事件に遭遇した。一方、退職刑事の持田は17年前、迷宮入りした老女殺害事件へのこだわりがあった。ある日、二人が住む町で放火があり、焼けた工場跡地から白骨死体が発見されて――。
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posted at 12:21:13
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