麻里邑圭人
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- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2019年04月09日(火)
エラリー・クイーン「エラリー・クイーンの国際事件簿」読了。名探偵エラリー・クイーンはフランスで名警部の秘話に耳を傾け、日本の帝銀事件に仰天し、聖地エルサレムの未解決事件に真相提示を試みる――。「エラリー・クイーンの国際事件簿」「事件の中の女」の二集などを収録した犯罪小説集成。
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posted at 22:02:08
二つの犯罪実話集+αで構成された犯罪小説集成。二つの犯罪実話集のうち「エラリー・クイーンの国際事件簿」は名探偵エラリー・クイーンが世界中の著名な犯罪を取材して回るという設定で、犯罪実話であるにも拘わらずオチがちゃんとついているのでミステリとしても読むことができるのがいい。
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posted at 22:02:28
一方「事件の中の女」は「国際事件簿」よりもノンフィクションの色が強く、事件の背景で読ませてくれる。好みが分かれる所だが「国際事件簿」ならバラバラ殺人に隠された企みが凝っている「ブエノスアイレスの屠畜人」を、「事件の中の女」なら偶然の悪戯が面白い「毒入りウィスキー事件」を推したい。
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posted at 22:02:54
また+αの部分「私の好きな犯罪実話」では二つの未解決事件が取り上げられているが、個人的には事件の内容以上に「あるドン・ファンの死」で語られるエラリー・クイーン誕生のきっかけがなかなか興味深かった。
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posted at 22:03:05
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