麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2019年05月15日(水)
それでいて前作よりも遥かに変態度が増しており、小林泰三ばりのグチャグチャドロドロ展開を見ていると前作がいかにセーブして書かれていたのかがよく分かる。とはいえセーブした前作があるからこそ本作のハチャメチャぶりが光るわけで、前作と併せて読むことで初めて真価が発揮される怪作である。
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posted at 00:09:17
美しすぎる時代劇こと「王子降臨」の続編。前作に比べてキャラの魅力は減ったが、その代わり「どうしてこうなった」と言わんばかりのやりたい放題ぶりであり、痛快娯楽作だった前作とは打って変わって王子の存在が一つの国を滅びへと向かわせる王子ホラー(?)と化しているのが面白い。
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posted at 00:08:54
手代木正太郎「王子降臨2 王子再臨」読了。戦国の世に「王子」は再び舞い降りる。民らに仇なす城主のもとに! だが見よ! 王子の美貌に惑うべからず。王子の美貌は悪鬼のささやき。麗しき王子の輝きは時に心を惑わす。今宵、王子の美貌は光となって、民らの希望を焼き尽くすのだった――。
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posted at 00:08:39
しかしながら中盤以降の展開にやや難があり、折角いいキャラに育ちそうだった登場人物たちをあっさり使い捨てたばかりか王子と同類の者たちによる人外バトル一辺倒になり戦国を舞台にする意味が希薄になってしまうのが残念。単純な内容だからこそきちんと最後までツボを押さえたものにしてほしかった。
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posted at 00:08:28
第7回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。本作は単純明快、戦国の世に突如として現れた金髪碧眼の王子が吸血鬼ハンターDを更に悪乗りさせたような美を駆使して悪徳領主に立ち向かうというただそれだけ……といったら元も子もないが(爆)単純だからこその痛快感がある内容に仕上がっている。
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posted at 00:08:17
手代木正太郎「王子降臨」読了。時は戦国。 空は哭き、地は痩せ、人心は乱れていた。この世は正に地獄であった。 人々は渇望していた。 正義を導く救世主を! ……そして「王子」は舞い降りる。希望をもたらす光と共に。 金髪碧眼、長身痩躯の麗人は戦国の世で何を為す?
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posted at 00:07:55