麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2019年07月21日
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2019年07月21日(日)
そして何よりも秀逸なのはその真相もまたかなり特殊なものであるにも拘わらずシンプルなロジックで鮮やかに解明されてしまう点であり、それをさらりとやってのけてしまったクイーンという作家に思わず畏怖の念を抱かずにはいられない。本作は新本格が好きな人ほど是非読んでほしい傑作である。
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posted at 19:22:37
しかも物語は次第に目次やタイトルに象徴されるように探偵役と黒幕による事件をチェスに見立てた頭脳戦の様相を示していくのだが、それらが後に絶妙なミスディレクションとなって真相の衝撃度を高めるのに一役買っているのが素晴らしい。
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posted at 19:22:23
クイーン後期の長編ミステリ。本作はかなり特殊な舞台設定もさることながら、それ以上に目を惹くのは序盤で殺人の実行犯と操りの構図が明らかにされている点だろう。言うなれば本作の趣向は実行犯探しではなく、その背後で操っている黒幕探しという舞台設定同様かなり特殊なフーダニットなのである。
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posted at 19:22:01
エラリー・クイーン「盤面の敵」読了。四つの奇怪な城と庭園から成るヨーク館で富豪の莫大な遺産の相続権をもつ甥のロバートが花崗岩のブロックで殺害された。しかもヨーク館には事件が起こる前に犯人からとおぼしき奇妙なカードが送られてきていた。果たして犯人の真の目的は?
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posted at 19:21:46
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