麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2019年08月22日(木)
「(前略)『絶賛』か『激怒』しかいらないとか、もうそういう極端なのはいいってば! もっとちょうどいい、真ん中辺りでよくない? こう、ライトでわかりやすい感じのでさ」(中略)「『絶賛』か『激怒』のちょうど真ん中じゃゼロだよ。相殺されて何もなくなっちゃうよ」
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posted at 14:15:01
そしてそれは本作のトリックにも同じことが言える。正直新機軸感がなくはないが独自解釈が酷すぎて読者側からすると「知らんがな」で終わってしまうのがアレ。ちなみに本作の作中で作者はデビュー作「NO推理、NO探偵?」の帯の惹句を引用して登場人物たちにこんなことを言わせている。
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posted at 14:14:49
悪ノリさせた増加博士とミリア&ユリシリーズを足して霧舎学園の寒いギャグを掛けたような本作の内容はそれだけで辟易させられるが、それに加えて登場人物がご親切にこれも伏線、あれも伏線と説明してくれる展開のせいで作者だけが盛り上がって読者が置き去りにされる感覚が終始付き纏うことになる。
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posted at 14:14:00
デビュー作「NO推理、NO探偵?」に続くシリーズ二作目。デビュー作がつまらなかったのはわざとミステリらしい展開をしなかったからと捉えることもできたが本作は真っ当なミステリをやっている筈なのに事件が本当に盛り上がらなくて違う意味でびっくりする(というようなことを前作の感想でも書いた)。
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posted at 14:13:41
柾木政宗「ネタバレ厳禁症候群~So signs can’t be missed!~」読了。女子高生探偵のアイと助手のユウは、ひょんなことから遺産相続でモメる一族の館へ。外界から閉ざされたその館で発見されたのは男の刺殺体だった。遺体に乗った巨大な鶴の銅像と被害者の異様な体勢、それらが意味するものとは?
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posted at 14:13:28