麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2019年09月18日
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2019年09月18日(水)
言うなれば本作はファンタジー要素のない「熟れた月」なのだが、「熟れた月」に比べるとミステリ的仕掛けの難易度はそこまで高くないかもしれない。しかしながらそんなのが気にならなくなるくらい相変わらず物語の没入感が高いし、何よりその仕掛けが登場人物たちへの救いとして機能しているのがいい。
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posted at 20:36:49
貧困と暴力が社会問題化している街・多摩川市を舞台に、明らかに虐待の形跡のある幼児の面倒をみることになった家庭に恵まれない未成年のカップル、児童相談所の職員、不妊治療に励む妻の三つの視点で描かれる長編ミステリ。その群像劇的見せ方は同じ版元から作者が出した「熟れた月」を彷彿とさせる。
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posted at 20:36:32
宇佐美まこと「展望塔のラプンツェル」読了。労働者相手の娯楽の街として栄えた多摩川市は貧困、暴力、家庭崩壊が後を絶たない。この荒んだ地域に寄り添って暮らすカイとナギサは、街をふらつく幼児にハレと名付け面倒をみることにする。居場所のない子供たちの幸せは一体どこにあるのだろうか……?
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posted at 20:36:00
七月鏡一/杉山鉄兵「探偵ゼノと7つの殺人密室」8巻(完結)読了。最後までミステリとして満足いく出来だったかと言われると疑問が残るし殺人密室の美学もあまりピンとこないし物語的にも既視感が否めないものになってしまったなど問題点は多々あるが、ひとまずちゃんと完結した所は評価したい。
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posted at 09:01:15
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