麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2020年11月25日(水)
シリーズ十二作目ということでシリーズ読者以外は手が出しづらいかもしれないが、ウィキペディアなどでこのシリーズの基本的な設定さえ押さえていれば、いきなり読んでも問題なく楽しめると思うので、ミステリファンには是非とも読んでもらいたい所存である。
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posted at 22:54:04
それでいて、どんでん返しも用意しつつ所々ミステリファンがニヤリとする要素を忘れないのはさすがの一言であり、最後にこのシリーズらしい設定と後期クイーン問題をさりげなく絡めてみせる点も実にそつがない。
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posted at 22:53:29
そしてそこからSOS団に突き付けられる挑戦は、ある仕掛けを前提とした風変わりなものであり、その仕掛けのパターンこそ定番ながら、細かく張り巡らされた伏線と、問題を段階を踏んで出すことで伏線の意味合いが変わってくる点が実に秀逸。
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posted at 22:52:58
これまでのシリーズにもミステリらしい話はあったが、今回は冒頭から今まで読んだ中で最も素晴らしいと感じた本格ミステリの話が始まったかと思えば「挑戦」というタイトルに相応しく、クイーンの国名シリーズや後期クイーン問題が引き合いに出されてミステリファンを充分その気にさせてくれる。
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posted at 22:52:18
エキセントリックな女子高生・涼宮ハルヒが設立した学校非公式クラブ・SOS団による非日常系学園物シリーズの十二作目。前作「涼宮ハルヒの驚愕」から実に九年半ぶりに刊行された本作の一番の見所は何と言っても作者が真っ向から本格ミステリに挑んだ書き下ろしの長編「鶴屋さんの挑戦」だろう。
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posted at 22:51:25
谷川流「涼宮ハルヒの直観」読了。現在旅行中で学校を欠席している鶴屋さんから届いた「問題を出すから、皆の衆には解答をお願いするよ」というメールに添付されていたのは、謎の旅の思い出話。それは鶴屋さんからSOS団への挑戦状だった――。書き下ろし長編「鶴屋さんの挑戦」ほか短編二編収録。
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posted at 22:50:42