麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2021年06月15日(火)
この仕掛けを成立させるにあたって一部際どいところはあるものの、ホラーとミステリの両立という点では今回はどうくるか読めなかった分、前作よりも磨きがかかった佳作である。
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posted at 22:30:34
……と思っていたら最後の最後でこうきたかというミステリ的仕掛けが炸裂し、思わずニヤリとしてしまった。一見すると今回の仕掛けは前作とは対極なように思えるが、そこはかとなく皮肉が感じられる点はやはり悪趣味(褒め言葉)と言えなくはないかもしれない。
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posted at 22:30:15
前作では途中で読めてしまう欠点はあるもののミステリ的仕掛けが巧くホラーと結び付いて実に悪趣味(褒め言葉)などんでん返しを演出していたのに対し、本作は怪異の裏で暗躍する者のフーダニット興味こそあるが、ミステリよりもむしろホラー部分の方に比重が置かれており、やや物足りなさを感じる。
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posted at 22:29:58
前作「ナキメサマ」に登場したホラー作家で怪異譚蒐集家の那々木悠志郎が再び怪異と遭遇する長編ホラーミステリ。構成としては概ね前作を踏襲しており、ひょんなことから因習の残る村にやって来た主人公がそこで怪異に端を発する異常な殺人事件に巻き込まれるという内容になっている。
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posted at 22:29:06
阿泉来堂「ぬばたまの黒女」読了。妊娠中で情緒不安定の妻から逃げるように皆方村に里帰りした陽介はかつての同窓生から村の精神的シンボルだった神社が焼失し憧れだった少女が亡くなったことを告げられる。更に焼け跡のそばに建立された神社では全身の骨が砕かれるという異常な殺人事件が起きていた。
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posted at 22:28:49
「生体ジャンク! 狂殺の館」観了。「誕生日はもう来ない」の影響(パクリ)が強く感じられるホラー映画。全体的に間延びしており95分という短い上映時間にも拘わらず長いと感じてしまうのが難。但し中盤の意外な展開からの犯人のキレっぷりは嫌いではない(それでもやはり間延び感が否めないが)。
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posted at 02:36:40