麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2021年08月11日(水)
「ブラディ・ムーン 血ぬられた女子寮」観了。学園の女子寮で起こる連続殺人を描いたスラッシャー物。過去に人を殺している顔に醜い痣がある青年を始め怪しい人物が目白押しながら犯人捜しとしてはイマイチでどちらかというと丸ノコを使った首切断などの派手な殺人描写と終盤の畳み掛ける展開が魅力。
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「魔島」観了。悪夢で見たのと同じ孤島で次々と人が殺されていく話。途中まではオーソドックスなクローズド・サークル物的展開ながら、その結末は唖然とするものであり、正直賛否分かれるところだろう。ただ個人的にはこういうオチにするならば、もっと破天荒な内容でも良かったように思う。
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posted at 02:19:04
細音啓「神は遊戯に飢えている。1」読了。暇を持て余した至高の神々が作った「神々の遊び」。難易度が高過ぎて完全攻略者は未だ人類史上ゼロというこの究極の頭脳ゲームに、永き眠りより目覚めた元神様の少女レーシェと、彼女に指名された“近年最高のルーキー”と注目される少年フェイの二人が挑む。
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posted at 13:42:06
「ノーゲーム・ノーライフ」を彷彿とさせるファンタジー世界を舞台にした頭脳戦シリーズの一作目。本来この手の作品はゲームのルールの裏をかいて、いかに奇策で勝利するかが眼目となるのに対し本作が異色なのはゲームが開始してもルールが分からない、言わばルール当てをメインにしていることだろう。
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posted at 13:42:24
勿論ルール当てのヒントは物語の中にさりげない形で提示されており、それを解くこととゲームの勝利を巧く直結させてカタルシスを生み出している点が素晴らしい。なお本作には「VS巨神タイタン―神ごっこ―」と「VS無限神ウロボロス―禁断ワード―」の二つのゲームが収録されているが出色なのは前者だろう。
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posted at 13:42:39
「マーターズ」観了。過去に何者かに監禁され拷問を受けた女の復讐劇の行方。どこへ連れていかれるのか全く分からないストーリー展開もさることながら、連れていかれた先がタイトルに象徴される恐怖と絶望の疑似体験という凄まじさに圧倒される。とりあえずこれを作った人間は間違いなく鬼だと思う。←
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posted at 23:53:48