麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2021年09月03日(金)
しかしながら問題はその後で、長らく平和な世界を築けていた理由について説明されればされるほど、そんなに単純にはいかないだろうと釈然としないものを感じてしまうのが難。結果的に良いところと悪いところが際立ってしまい、何とも言えないモヤモヤ感が残る作品である。
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posted at 17:18:47
ディストピアSFを思わせる世界観の長編ミステリ。本作のメインとなる謎は主に連続死事件を引き起こすものの正体とこの世界に隠された秘密であり、その二つの謎があるシンプルな一発ネタにより明かされる構造自体はいい。
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posted at 17:18:07
周木律「楽園のアダム」読了。大厄災により人類は1%未満まで減少、地球上の殆どが不浄の土地となった。生き残った人々は僅かに残った土地で人工知能カーネにより生活を制御され殺人とは無縁の平和な世界を築いていた。だがそんな世界にあるものが持ち込まれたのを機に謎の連続死が起こり始めて――。
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posted at 17:17:23
どちらかというと事件にどう湯川が関わっているかという点が見所なのだろうが、それが明かされたところで「はあ、そうですか」以上のものがないため、総じてシリーズ中最も微妙な出来と言わざるを得ない作品である。
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posted at 17:16:44
物理学者の湯川学が探偵役を務めるガリレオシリーズの長編。事件自体はこれまでのシリーズの中で最もありきたりなものであり、一応捻りは入れているものの本当にちょっとした捻りであり、評価が変わるほどでもないのが難。
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posted at 17:16:28
東野圭吾「透明な螺旋」読了。房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。愛する人を守ることは罪なのか――ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。
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posted at 17:16:11