麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2021年12月18日(土)
竹町「スパイ教室 短編集02 私を愛したスパイ先生」読了。アネットのバイト、サラの初デートに奮起するティア、豪華客船でのエルナの受難、十二人の刺客に追い詰められたリリィの孤独な戦い、そして今は亡き紅炉がティアに遺したメッセージ「クラウスは、アナタを ている」の真意とは……?
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posted at 13:58:03
「スパイ教室」シリーズの短編集第二弾。作者曰く今回収録された五編は本編3巻から4巻までの物語とのことだが前回の短編集のコンセプトが「スパイ教室・ラブコメ篇その①」だったのに対し今回はコミカルな話とシリアスな話半々といった印象で、だいぶバランスの取れた内容になっている。
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posted at 13:58:25
特に良かったのは今は亡き憧れの女スパイ・紅炉の遺言を巡る5章で、ラブコメ的ドタバタを盛り込みつつも遺言に隠された意味は思った以上にシビアで、そのギャップに驚かされる反面、つらい過去を乗り越えたティアの姿が4巻のエピローグとしてこれ以上なく決まっているように思う。
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posted at 14:01:00
次点は十二対一のリリィの孤独な戦いを描いた4章で本編ばりの緊迫感に満ちたコンゲームもさることながら、本編ではギャグ的見せ方だったあるシーンを胸温まるエピローグとして演出したラストが秀逸。その他アネット好きとしてはバイトするアネットというアネットの新たな一面を引き出した1章も○。
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posted at 14:01:13
「マトリックス レザレクションズ」観了。物語的にはこれまでの話と繋がるように辻褄こそ合わせているものの残念ながらその他の要素――アクション、音楽、映像センスに新しさは一切感じなかった(むしろシーンによっては古臭さやチープ感すら覚えてしまった)。ただ前半のメタ的見せ方は嫌いではない。
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posted at 20:05:15