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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2022年02月05日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月5日

池田雄一「「日本海4号」11分の壁」読了。蓉子の夫が伊豆・石廊崎で溺死した。現場に残された自筆の遺書から同僚の女性殺害を苦に覚悟の自殺と断定された。夫の無実を晴らそうと決意した蓉子は夫の上司・光岡に疑いを持ち、紀行作家の子安の協力を得て光岡が主張するアリバイを崩そうとするが……。

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posted at 16:40:46

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月5日

作者がエイコー・ノベルズ第一弾として書き下ろしたアリバイ崩し物。粗筋だけ見るとベタなトラベルミステリのように思えるが、それは二章までのこと。三章に入ると一転、新たな容疑者が浮上したばかりかこちらも鉄壁のアリバイがあり一体どっちが犯人なのかと作中のヒロイン同様読者を翻弄してくれる。

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posted at 16:41:14

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月5日

更にそこへ第二、第三の殺人を起こすだけでなく、死んだ夫に纏わる不可解なエピソード、そしてまさかの鉄壁のアリバイのダメ押し(!)をすることで事件はますます混迷化、読者に一切の先読みを許さない練られた展開が素晴らしい。

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posted at 16:41:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月5日

尤もアリバイトリックとしては既存の組み合わせではあるものの、それまで犯人の圧倒的有利だった状況がラスト数ページで一気にひっくり返るカタルシスはなかなかのもの。ややラストに詰め込みすぎたきらいはあるが、普通のトラベルミステリには絶対にしないという作者の気概が感じられる良作である。

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posted at 16:42:06

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