麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2022年02月20日
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2022年02月20日(日)
そしてこれだけ錯綜したプロットにも拘わらず謎解きは思った以上にシンプルで分かりやすいのもまた凄い。加えて「名探偵、砧順之介自身の事件」に隠された哀愁たっぷりの意味も○で、徹底した事件の検証が物語の大半を占める内容は人を選ぶものの、本格ファンであれば是非手に取ってほしい傑作である。
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posted at 17:38:44
本作が秀逸なのは複数のアリバイ工作にある趣向がどう関わってくるのかという謎を提示しつつも、そこにもう一つある仕掛けを絡めることで見事に読者の裏をかいてみせる点であり、その結果かなり錯綜したプロットには「そこまでやるか!?」という作者の執念を感じて思わず唸らされることだろう。
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posted at 17:38:29
これまで同人誌でしか読めなかった作者自信作の長編ミステリ。「すでに冒頭のシーンから、作者の仕掛けは始まっております」とは作中の作者の弁だが確かに開始百頁余り何かが色々進行しているのは分かるもののそれが何か皆目見当がつかぬまま読者は縺れたアリバイの謎の中に突き落とされることとなる。
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posted at 17:38:12
山沢晴雄「ダミー・プロット」読了。配送された手首。地下鉄の網棚の上に置き去られた首。占い教室の床に横たわった胴体。この死者は何者なのか?縺れ合う複数のアリバイ工作が解きほぐされた果てに探偵砧順之介の前に姿を現した犯人とは? そして「名探偵、砧順之介自身の事件」の意味とは?
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posted at 17:37:57
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