Twitter APIの仕様変更のため、「いいね」の新規取得を終了いたしました

麻里邑圭人

@mysteryEQ

  • いいね数 9,797/10,375
  • フォロー 1,028 フォロワー 1,647 ツイート 91,937
  • 現在地 涅槃
  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
Favolog ホーム » @mysteryEQ » 2022年05月20日
並び順 : 新→古 | 古→新

2022年05月20日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年5月20日

鳥飼否宇「太陽と戦慄」読了。〈導師〉と名乗る男に拾われ共同生活を送りながらロックバンドを結成したストリート・キッズたち。彼らが初のライヴを敢行した時、楽屋で密室殺人が――。そして十年後。列車脱線事故など大規模な惨事の現場に残される、かつてのメンバーの死体と動物の玩具の意味は?

タグ:

posted at 23:05:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年5月20日

鳥飼作品ではお馴染みの綾鹿市を舞台に二部構成でストリート・キッズたちを巡る事件を描いた長編ミステリ。前半は宗教要素をフレーバーにしたロック小説の趣がありつつも割りとオーソドックスな密室殺人を描いていたのに対し後半は一転、宗教要素を前面に出したホワットダニット的展開で魅せてくれる。

タグ:

posted at 23:06:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年5月20日

そのギャップが面白い反面、密室殺人の謎に期待すると些か肩透かし感を覚えるだろう。むしろ本作のミステリとしての一番の見所は登場人物の一人に隠されたある秘密であり前半パートにさりげなく仕掛けられたそれに纏わるミスディレクションが後半パートでじわじわ効いてくるようになっているのがいい。

タグ:

posted at 23:06:29

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年5月20日

ただその後半パートで明かされる真相に関しては犯人の正体こそ意外性があるもののやや唐突感が否めないしほぼ特殊知識による暗号物のような謎解きは好みが分かれるかもしれないが一応そのヒントとして作中に某作品の名前が出てくる点は○。総じて綺麗に纏まった作品とは言い難いが力作ではあると思う。

タグ:

posted at 23:07:23

@mysteryEQホーム
スポンサーリンク
▲ページの先頭に戻る
ツイート  タグ  ユーザー

User

» More...

Tag

Recent

Archive

» More...

タグの編集

※タグはスペースで区切ってください

送信中

送信に失敗しました

タグを編集しました