麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2023年04月30日
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2023年04月30日(日)
またフーダニットという点ではアンモラルな舞台を活かしたロジック(と動機)が印象的な「光川丸の妖しい晩餐」と、ハウダニットとロジックを巧く絡ませつつ連作のトリを飾るに相応しい内容に仕上げた「宝石泥棒と置時計」が秀逸。
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posted at 12:42:02
収録作はどれも読み応えがあるがホワイダニットという点では追い詰められた人間の身勝手さが良く表れた「加右衛門氏の美術館」「悪人一家の密室」も捨てがたいが、ベストを挙げるならそれらとは対極とも言える連城的動機とラスト一行が光る「晴海氏の外国手紙」を推したい。
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posted at 12:04:38
作者のデビュー作「絞首商會」でも活躍した元泥棒の蓮野が探偵役を務める連作ミステリ。本作に収録された六つの事件はバラエティーに富んだ内容であるのもさることながら、いずれも逆説に満ちており、それが設定と密接に結び付いて読者に何らかの驚きを齎してくれるだろう。
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posted at 12:04:37
夕木春央「時計泥棒と悪人たち」読了。死に瀕した実業家が建てた美術館の謎、悪人一家が住む館での奇妙な密室殺人、大雪の日に起きた誘拐と足跡なき殺人、不可解な手紙と結婚に隠された秘密、航行中の船に潜り込んだ殺人鬼、相次ぐ宝石泥棒の正体と動機。激動の大正を舞台に元泥棒探偵の推理が冴える。
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posted at 12:04:37
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