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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2010年10月17日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月17日

個人的には作者が「占星術殺人事件」をどう自分なりに消化したのかがなかなか興味深い作品だった。あと著者近影の作者のドヤ顔も、「不確定性原理殺人事件」の作者のマンダムポーズに比べたら遥かにマシだと思う(爆)。

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posted at 11:29:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月17日

ではどこが間違っているのか――それは多分自分が思うに舞台や登場人物といった設定部分だ。正直本作が残業ミステリである必然性は全くないと思うし登場人物のDQN率の高さも気になる人は気になるだろう。その辺のところを作者の個性だと思って割り切れるか否かがこの作品の評価の分かれ目だと思う。

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posted at 11:28:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月17日

「ダメミス」の代表作として語られることの多い本作だが、自分は最後まで普通に楽しく読んでしまった(汗)。確かに所々怪しい表現はあるもののトリック的にはなかなか良かったと思うし伏線の張り方も悪くはない。少なくともミステリ部分においては「ダメ」要素はあまり見受けられなかったように思う。

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posted at 11:25:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月17日

松尾詩朗「彼は残業だったので」読了。情報処理会社に勤める中井が、会社の残業中にふとした思い付きで憎い相手を呪い殺す呪術を試してみたところ、後日その相手が本当に死体となって発見される。しかも、その死体は奇妙なことに念入りに焼かれバラバラに切断されたあげく木の枝で連結されていた――。

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posted at 11:23:44

2010年10月16日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月16日

このスッキリしなさは同じ作者の作品である「夏の死」と似てるなあと思ってたら、あとがきで本作は「夏の死」のプロトタイプとも言えるもの、と語られていて至極納得した。正直誰にでもお勧めできる作品ではないが、ちょっと変わったものが読みたいという人であれば手に取ってみてもいいかもしれない。

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posted at 19:01:04

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月16日

本作のあらすじを読んで自分が真っ先に思い出したのは「奇想の復活」に収録されている某作品だった。確かに本作にもアレを彷彿とさせる手の込んだトリックが使われてはいるものの、ミステリとしてはどうにもスッキリしない。何だか作者の意図がそういった所にはないような気がしてならないのだ。

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posted at 19:00:07

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月16日

斎藤肇「あいまいな遺書」読了。一人の推理作家が電話で編集者に言い残した「これから死ぬ」という台詞。慌てて編集者が作家の家に駆け付けるとそこには既に作家の姿はなく、代わりに「あいまいな遺書」と題された小説の原稿が残されていた。やがて、山中から作家の切断された首が発見されて……。

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posted at 18:58:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月16日

一方「アニマ」はアニメ製作会社という特殊な舞台を選んだせいかやたらと説明台詞ばかりの展開が目についてしまい、個人的にはあまり話に引き込まれなかった。勿論ページ数の関係もあると思うがもう少し自然な展開にはならなかったのだろうか。とはいえ盲点を突いた真相自体はなかなか良かったと思う。

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posted at 08:04:27

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月16日

「Q.E.D.」37巻読了。今回収録されているのはプロファイリング講習会の会場で殺人事件が起こる「殺人講義」とアニメ製作会社で起こった事故の真相に迫る「アニマ」の二本。「殺人講義」は探偵役である燈馬とプロファイラーの推理対決を盛り込みつつも、シンプルなロジックが決まった佳作。

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posted at 08:02:04

2010年10月11日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月11日

その他では「ファラオの壷」「実験室の悲劇」といった掌編でも捻りを忘れない点には感心した。残念ながら本作に収録された全てが傑作というわけではなかったが、自分としては「達也が嗤う」「薔薇荘殺人事件」の二作品が読めただけでも大きな収穫だったと思う。

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posted at 20:33:54

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月11日

本作を読んでまず驚いたのは鮎川哲也もこういう新本格を思わせる仕掛けを用いることがあるのだなということ。具体例としては「達也が嗤う」「薔薇荘殺人事件」で個人的には鮎川哲也という作家は直球ストレートなミステリしか書かないタイプだと思っていただけにこの二編のような作品は実に新鮮だった。

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posted at 20:32:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月11日

鮎川哲也「薔薇荘殺人事件」読了。犯人当て探偵小説集と題された本作には表題作の他に「達也が嗤う」「ファラオの壷」「ヴィーナスの心臓」「実験室の悲劇」「山荘の死」「悪魔はここに」の六編が収録されている。このうち、既読なのは「悪魔はここに」の一編のみ。

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posted at 20:32:10

2010年10月10日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月10日

とはいえ、やろうとしたことは充分評価できるし、同時受賞の月原渉「太陽が死んだ夜」に比べると、断然ミステリ的センスを感じさせる。そして何よりこの物語がトリックによる要請であることが気に入った。色々欠点はあるものの、次回作を読みたいと思わせる作品だったのは間違いない。

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posted at 21:44:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月10日

翻訳ミステリ風の物語に仕組まれた島田荘司ばりの奇想トリック……と言うと聞こえはいいが、残念ながら自分は本作を手放しで褒めることができない。というのも本作は序盤でメイントリックが見抜けてしまうという致命的とも言える欠陥を抱えているのだ(これに関しては選評で笠井潔氏も指摘している)。

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posted at 21:43:14

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月10日

安萬純一「ボディ・メッセージ」読了。ある家に探偵二名を派遣し、一晩だけ泊まってほしい――アメリカはメイン州、ベックフォードにある探偵社に舞い込んだ奇妙な依頼。そして、依頼通り派遣された二名の探偵はその数時間後に、血の海に転がる四人の人間の無残なバラバラ死体を発見する。

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posted at 21:42:15

2010年10月09日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月9日

物語の展開や謎の見せ方が上手いだけに、この結果は残念でならない。もし次回作があるならば雰囲気だけではなく、きっちりミステリとして作り込んだものを読ませてほしいと思う。

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posted at 22:35:30

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月9日

その謎が謎を呼ぶ物語の吸引力はなかなかのものだが、一方で肝心のミステリとしての出来はどうかと言うと正直かなり厳しいと言わざるを得ない。トリックに目新しさが何一つないのもさることながら、読んでいて突っ込みたくなるポイントがあまりに多すぎる。犯人の動機にしても安直かつ短絡的である。

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posted at 22:33:43

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月9日

全寮制の女子校という舞台に相応しい(?)ほのかな百合描写を交えつつ過去に起きた事件の真相に迫っていく展開だけでも充分読ませるが、それだけではまだ足りないと思ったのか作者はそこへ更にクローズド・サークルを持ち込み、連続見立て殺人にまで発展させてしまう。

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posted at 22:32:17

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月9日

月原渉「太陽が死んだ夜」読了。第二次大戦中にニュージーランドの捕虜収容所と全寮制の女子校で起きた腹切り密室殺人。そして、その四十一年後に再び同じ女子校で過去の事件に見立てた連続殺人が発生する。――本作はその粗筋からも分かる通りその筋の人間には堪らない要素がテンコ盛りの作品である。

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posted at 22:30:47

2010年10月08日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月8日

とりあえず、どう「うわっふー」なのかは詳しくは語らないが、ミステリファンであれば手を出さない方が無難な作品である(ただし、地雷処理班は除く)。

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posted at 21:01:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月8日

それを読んだ瞬間、自分も「うわっふー」と思ったのは言うまでもない(爆)。そしてこんなやり取りが象徴するようにミステリとしても「うわっふー」な出来である。あとがきで作者は自分が推理小説好きであると語っているが、本当に推理小説好きだったらこんな「うわっふー」な出来にはならないと思う。

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posted at 21:00:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月8日

正直本作を読んでいると脳がとろけそうになるから困る。例えば本作の序盤でこんなやり取りがある。<「(前略)たとえば探偵のどんなところが素敵なんだい?」栗原さんは瞳をきらきらさせながら、迷うことなくきっぱり言った。「キュンキュンするところ」うわっふー。膝が抜けてがくんとなる。>

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posted at 21:00:02

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月8日

……という内容だったら、どんなに良かっただろうか(溜め息)。あとがきによると本作は「ラブコメ+部活もの+日常系ミステリー」を目指したとのことだが、どちらかと言えば本作は「ラブコメが書けない人間が無理して書いたダメラブコメ+ダメミスの融合」といった方が正しいかもしれない。

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posted at 20:57:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月8日

似鳥航一「はい、こちら探偵部です」読了。密室での殴打事件と死神目撃事件。二つの奇妙な事件に探偵部に所属する美少女、栗原玖梨湖が挑む本作はラブコメ要素がふんだんに盛り込まれている一方で「火刑法廷」の名前が作中に出てきたりとミステリファンに対するアピールもばっちりの作品となっている。

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posted at 20:57:14

2010年10月06日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月6日

前作「プラチナデータ」もそうだが、どうもここ最近の東野作品はドラマの延長線上のような話が多いような気がしてならない。東野圭吾という作家のポテンシャルを考えたら、もっと凄い作品が書けると思うのだが……とりあえず、次回以降に期待したい。

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posted at 20:52:58

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月6日

というのも本作を読んでいると、悪い意味で映画の脚本を読んでいるような錯覚に陥るのだ。確かに話はそれなりに盛り上がるし、事件の真相もそれなりに捻ってあるとは思うのだが、あくまで「それなり」であって、最初から最後まで想定内の範疇から出ていないように思う。

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posted at 20:51:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月6日

東野圭吾「白銀ジャック」読了。ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――本作はスキー場の来場客全員を人質に取る形で身代金を要求してきた「埋葬者」と名乗る犯人と、スキー場関係者の息詰まる駆け引きを描いたサスペンス劇である……のだけど、どうにも物足りない。

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posted at 20:50:37

2010年10月04日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月4日

まあそれはともかくとして、本作も「こめぐら」同様、良質なミステリ短編集であるのは間違いない。

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posted at 22:46:30

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月4日

その他では「運命の銀輪」に出てくる死神警部はなかなかいいキャラだと思う。この死神警部に関しては作者もお気に入りのようなので、できることなら続編を書いてもらいたいが、作者があの倉知淳であることを考えるとあまり期待はしない方がいいかもしれない(爆)。

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posted at 22:45:40

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月4日

本作に収録された七編のうち、ベストはやはり、最後の一撃に挑んだと作者自身が語っている「闇ニ嗤フ」だろう。ちなみにこの話を読んでまず自分が思い出したのは「毒と饗宴の殺人」(「こめぐら」収録)に引き続き、有栖川有栖の某短編だった。真相こそ違えど、系統的には近いように思う。

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posted at 22:44:47

麻里邑圭人 @mysteryEQ

10年10月4日

倉知淳「なぎなた」読了。倉知淳のノンシリーズ物短編集その2。ギャグ物メインだった「こめぐら」に対し、本作には倒叙物や翻訳ミステリ風の作品といった倉知淳がこれまでに書いたことがないタイプの短編が収録されている。

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posted at 22:44:05

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