麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2011年11月30日(水)
由良三郎「殺人協奏曲ホ短調」読了。殺人事件の唯一の『目撃者』は、被害者の隣に寝ていた全身付随の夫人だった。体はおろか、目も耳も口も麻痺したままの彼女が時折漏らす唸り声は一体何を意味しているのか。白河警視とその甥である結城鉄平のコンビが事件の謎に挑む。
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posted at 20:06:01
全身付随の夫人が漏らす唸り声の意味もなかなか興味深いが、本作の一番のメインは何と言っても手の込んだ、ある殺人トリックだろう。ただこの手のトリックは今日では目にする機会も多いので、勘のいい人は事件のあらましを知るなりピンときてしまうかもしれない。
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posted at 20:07:28
かくいう自分も残念ながらすぐに予想がついてしまったクチだが、それでもこの当時にこれをトリックとして使った先見性は充分評価に値すると思う。一応どんでん返しも用意されているが、このトリックが解明された後だと些か印象が薄いのが残念。
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posted at 20:07:58
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