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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2012年09月29日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月29日

とはいえ一風変わった金田一パロディー物が読みたい人(かつミステリとしての出来にはこだわらない人)にはお勧めしてもいいかもしれない。

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posted at 16:47:34

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月29日

次点は大倉崇裕「トランプ台上でクビ」。密室で発見されたトランプ台上の生首という謎は魅力的だが、手掛かりの出し方に難があるのが残念。その他「犬神家の一族」の隠された真相に迫る米光一成「恋の呪文はスケキヨヨキスケ」も悪くないが、映画版を都合よく組み込んでいるのがいただけない。

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posted at 16:47:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月29日

ミステリとして最も出来がいいのは「迷路荘」ならぬ「メイド荘」で起こった殺人事件を扱っている中島かずき「メイド荘の惨劇」で内容は完全にバカミスだが、トリックを成立させるためのシチュエーションは意外にも(!)よく考えられている。

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posted at 16:46:47

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月29日

「金田真一耕助之介の冒険」読了。中島かずき、戸梶圭太、おかゆまさき、大倉崇裕、喜国雅彦といった、多彩な……というよりカオスな執筆陣で送る金田一耕助パロディーアンソロジー。収録作の中には金田一物である必要があるのか疑問が残るものもあるが、良くも悪くも書き手の個性は出ていると思う。

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posted at 16:46:31

2012年09月28日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月28日

ただそれだけに嘘つき男パートの結末に関しては些か消化不良の感があり、できることなら最後まできっちり描いてほしかった。

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posted at 15:58:00

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月28日

仕掛けだけ取り出せば幾つか前例のあるもので、巧く処理してあるとはいえ、本作ならではの工夫が凝らされているかというと正直微妙なところではあると思う。しかしながら平行して語られる二つの物語はどちらも読み応えがあり、仮に仕掛けがなかったとしても面白い作品に仕上がっていると断言できる。

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posted at 15:57:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月28日

戸松淳矩「うそつき」読了。舌先三寸で生きている男が、遭遇した殺人事件の現場に落ちていた死者のバッグを盗んだことから嘘に嘘を重ねた危険な綱渡りを演じる羽目に。一方、同人仲間と創作活動をしている「私」は自身が書いた苦心の自信作が海外作家の作品に酷似していることを知り衝撃を受ける――。

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posted at 15:57:05

2012年09月27日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月27日

そして何より魔法使いである必然性をほとんど感じないのがいただけない。唯一ネタとしては殺人現場にある物が何故かさかさまにされている「魔法使いとさかさまの部屋」が悪くなかったが、それでもベストとは言い難い。とりあえず次回作に期待したい。

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posted at 13:23:57

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月27日

正直かなり微妙。雑誌掲載時も感じたことだが、収録作はどれもネタが小粒過ぎて、中編だとどうしても間延びしている感が否めない。また折角倒叙形式を採用しているにも関わらず、犯人との駆け引きに物足りなさを覚える。

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posted at 13:23:40

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月27日

東川篤哉「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」読了。熟女大好きでドMの刑事・小山田聡介の行く先々に現れる箒を持った可愛らしい少女の正体は何と魔法使いだった――東川篤哉の新シリーズは魔法使い少女が登場する倒叙ミステリ中編集。

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posted at 13:23:25

2012年09月26日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月26日

この短編は収録作中、最も寓話的雰囲気が濃厚だが、その一方で「漆黒の王子」以来の黒初野を堪能することができる。ただでさえ最悪な構図をそれ以上の最悪で塗り替える展開は実に秀逸の一言。ハルチカシリーズだけでは味わえない要素が詰まった秀作である。

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posted at 22:20:53

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月26日

ファンタジックな世界観を得意とする作者の持ち味がよく活かされた連作ミステリ短編集。収録作はどれもこの設定ならではの仕掛けで読み応えがあるが、個人的なベストを挙げるなら、「ハーメルンの笛吹き男」をなぞったような事件を扱った「ヴァルキューリの丘」だろう。

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posted at 22:20:21

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月26日

初野晴「カマラとアマラの丘」読了。廃墟となった遊園地には秘密の動物霊園というもう一つの顔があった。ここでペットを弔うためには動物の声が聞けるという墓守の青年と交渉し、一番大切なものを差し出さなければならない……。霊園を訪れた人々が語った話から青年が解き明かす信実とは。

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posted at 22:19:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月26日

内容的には主人公・影の顔見せの側面が強く些か消化不良の感が否めないものの、とりあえずは長い物語の序章として今後に期待したいと思う。

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posted at 22:18:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月26日

倉阪流アイドルホラーと言うべき作品。これを現実のアイドルになぞるとファンが発狂しかねない黒い設定が実に素晴らしい。その反面、倉阪作品らしい仕掛けが皆無なのは残念だが、キャラ重視の物語はかなり読みやすく、倉阪入門編としてはいいのかもしれない。

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posted at 22:17:04

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月26日

倉阪鬼一郎「赤い球体 美術調律者・影」読了。人気アイドルグループ「M13」。13人いるメンバーのうち、一人は存在しないという戦略で売り出された彼女たちの曲を聴いたり、PVを見たりした人間が自我を失い、凶事を起こす事態が発生するが、それはある呪われた芸術作品に端を発するものだった。

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posted at 22:16:46

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月26日

加えて物語のラストには中山七里ファンであればニヤリとするサービスまで用意されている。本作は極上のエンタメと本格ミステリの騙される快感が一度に味わえる贅沢な作品である。

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posted at 22:16:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月26日

それはさておき、本作はノンストップ・アクション・ミステリという謳い文句通り、手に汗握るスリリングな展開が楽しめる一方で、さらりと本格ミステリ要素も仕込んでいる。仕掛けとしては定番物ながらも設定が巧いカモフラージュになっていて、不覚にも最後まで気付けなかった。

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posted at 22:16:15

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月26日

内容紹介では一切触れられていないが、本作は「魔女は甦る」の続編的作品である。勿論いきなり本作から読んでも話的には問題はないが、「魔女は甦る」の真相に思いっきり触れているため、できるなら先に「魔女は甦る」から読んでおいた方がいいだろう。

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posted at 22:15:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月26日

中山七里「ヒートアップ」読了。人間を兵器と化させる非合法ドラッグ・ヒートを追う麻薬取締官の七尾はある日暴力団組員の山崎からヒートの売人を確保するため手を組まないかと持ちかけられる。だがその売人が殺され、凶器から七尾の指紋が検出されたことから七尾は殺人の容疑をかけられることに……。

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posted at 22:15:33

2012年09月25日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月25日

とはいえこれを続けていくのはなかなか至難の業であり、しかもこれに加えて毎回どんでん返しと謎の横溝縛り(?)まで入れるというサービスぶり。とりあえず作者には心からお疲れ様でしたと言いたい(何だか倉阪作品に対する感想みたいだw)。

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posted at 23:05:27

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月25日

ある意味、盲点をついたこの真相はバカミス作家の本領発揮であると共に、連作ミステリの新たな方向性を示してくれる。ただ作を重ねるごとに段々法則が見えてきて、メタ視点から犯人を指摘することが可能になってしまうのが欠点といえば欠点か。

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posted at 23:04:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月25日

何とも捻くれた連作短編集。最初の事件から意外な犯人に目が点になるが、本作で最も唖然とさせられるのは何と言ってもラッシュ時の通勤電車で見付かったバラバラ死体の謎を扱った「通勤電車バラバラ殺人事件」だろう。

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posted at 23:04:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月25日

鳥飼否宇「妄想女刑事」読了。天然で妄想癖のある女刑事・宮藤希美。彼女が一度「やだっ、解けちゃった!」という台詞を口にした途端、どんな難事件もたちどころに解決!? ラッシュ時の通勤電車で見付かったバラバラ死体、秋葉原にて女装コスプレをして死んでいた外人の謎など五つの事件を収録。

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posted at 23:04:12

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月25日

ところで本作には「攻殻機動隊SAC」を彷彿とさせる部分が幾つか見受けられるのだけど、それが意図的なものなのかどうなのかが気になる。

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posted at 19:43:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月25日

ただ生憎ネタバレになるため、具体的なタイトルを挙げることはできないが、それらを違和感なく融合させた手腕には感心した。リーダビリティが高いのもさることながら、個人的にはある大胆な伏線が秀逸。島田荘司の提唱する21世紀本格の収穫と言っていい作品だと思う。

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posted at 19:43:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月25日

第32回横溝賞受賞作。本作は粗筋からも察しがつくように島田荘司「占星術殺人事件」に挑んだ作品だが、最後まで読むと「占星術殺人事件」だけではなく島田荘司の他の作品の要素も取り込んでいることに気付く。

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posted at 19:42:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月25日

河合莞爾「デッドマン」読了。都内で身体の一部が持ち去られた6つの死体が次々と発見される連続猟奇殺人事件が発生。鏑木率いる特別捜査班が捜査に当たる中「デッドマン」と名乗る人物から一通のメールが届く。曰く、彼は6つの死体のパーツを繋ぎ合わせて蘇った死人で、捜査に協力したいという……。

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posted at 19:42:44

2012年09月24日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月24日

本作を本格ミステリとしてみた場合、明らかに不親切な部分が見受けられるし、まるまる論文を入れる必要があったのかなど疑問は残るが、一方で「そんな細けえことはいいんだよ!」という気分にさせられるのも事実(爆)。久々に作者の豪腕に捩じ伏せられた力作である。

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posted at 22:04:07

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月24日

豪腕炸裂。アイディアとしては完全な一発ネタだが、そこからここまで壮大な物語を導き出してしまう手腕はこの作者ならではのものだろう。正直言えば第四章の段階で作者がやろうとしていることに関してはある程度見当がついていたのだが、さすがにアレとアレを結び付ける発想には至らなかった。

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posted at 22:03:40

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年9月24日

島田荘司「アルカトラズ幻想」読了。ワシントンDCで女性器を抉り取る猟奇事件が発生。一時、捜査は混迷を極めると思われたが、ある論文をきっかけに急転直下、事件は解決し、犯人として逮捕された男はアルカトラズ刑務所に収監される。やがて心ならずも脱獄した男は、奇妙な地下世界に迷い込む――。

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posted at 22:03:04

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