麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2014年06月01日(日)
作中で阿佐間が主張する名探偵の役割は本格ミステリという形式を真っ向から否定するものであり、故に反本格推理小説と銘打たれたことにも納得がいくわけだが、その一方で助けを求める者たちにはどこまでも優しく、それに作者の現状を反映したような要素を取り込むことでより切実さを際立たせている。
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posted at 17:43:17
「思い三部作」などの名探偵をテーマにしたミステリで知られる作者が満を持して放つ最新の名探偵論とでも言うべき作品。反本格推理小説と銘打ってあることからも分かるように物語は謎解き重視の所謂ミステリ的展開を端から放棄しており、ひたすら事件を通して名探偵の役割を描くことに費やされている。
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posted at 17:43:09
斎藤肇「雪割り坂の殺人 思い出せないプロローグ」読了。TV番組の企画で二年前にとある小さな町で起きた不可解な死を巡り二人の名探偵が推理対決することになった。そのうちの一人、阿佐間静哉の友人として付き添った私だったが阿佐間は乗り気ではなくそれどころか引き立て役になるとまで言い出す。
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