麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2014年09月04日(木)
しかしながら作者の持ち味であるリーダビリティの高さと盛り上げの上手さで読ませる作品に仕上げているのは流石といったところだろう。些かご都合主義的な部分も含め、ハリウッド映画的な作品である。
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posted at 21:33:09
震災と原発をテーマにした社会派サスペンス物。一応真相はラストまで伏せられているものの、出てくるキーワードがあからさまなので非常に分かりやすいし、ストーリーの展開にしてもびっくりするほど捻りがない。
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posted at 21:32:59
中山七里「アポロンの嘲笑」読了。東日本大震災から五日目に起きた殺人事件。被害者は原発作業員の金城純一で被疑者の加瀬邦彦は口論の末、純一を刺したのだという。その後、邦彦は警察に移送されるが、その途中で起きた余震に乗じて逃走。彼にはどうしても行かなければいけない場所があった。
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posted at 21:32:43
2014年09月03日(水)
とはいえ、ネタだけしかない作品というわけではなく、意外にも本格として丁寧に作り込まれている。例えばフーダニットに絡めてメインの仕掛けを明かしてみせる手際も見事だし、合間合間で作者による挑発が入るのも実に効果的。また仕掛けに付随した小ネタでも追い打ちとばかりに笑わせてくれる。
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posted at 21:50:33
爆笑w 間違いなくメフィスト賞でしか読めないタイプの作品である。一応本作はタイトル当てを趣向としているが、それはあくまでオマケに過ぎない。中身はれっきとした本格ミステリであり、そこにメフィスト賞でしか使えない、酷い一発ネタ(褒め言葉)をぶちこまれているのだ。
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posted at 21:50:14
早坂吝「○○○○○○○○殺人事件」読了。アウトドアが趣味のブログを通じて知り合った公務員の沖らは仮面の男・黒沼が所有する孤島で毎年オフ会を行っていた。だが一行が孤島に着いた翌朝、参加者の二人が失踪し、続いて殺人事件が発生。更には意図不明の密室が……。第50回メフィスト賞受賞作。
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posted at 21:49:41