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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2015年02月27日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月27日

もっとも多重推理に関しては、あるバカミス要素がちょっと浮いている気がしないでもないが、そこは大いに笑わせてもらったのでよしとしたい(爆)。最後に明かされる動機が突き刺さるのも実に青春ミステリ的であり、有栖川有栖の学生シリーズが好きな人には是非読んでもらいたい秀作である。

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posted at 23:44:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月27日

今年度のダークホースその2。事件を通して描かれる青春群像劇と密室を巡る推理のビルド&スクラップ、そして第二の事件からの端正なロジックによるフーダニット――本作にはそれらが違和感なく綺麗に溶け込んでおり、しかも舞台や人物などの設定に何一つ無駄がないのも素晴らしい。

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posted at 23:43:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月27日

村崎友「夕暮れ密室」読了。「遅刻厳禁!明日、晴れるといいね」――文化祭前夜、そう言い残した少女は翌朝、密室状態の水浸しのシャワールームで死んでいた。バレーボール部のマネージャーで男子生徒の憧れの的だった彼女の死に疑念を持った部員やクラスメイトたちは、真相究明に立ち上がるが……。

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posted at 23:43:19

2015年02月26日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月26日

とはいえ伏線回収の手際は悪くないので、端から割り切って読めばパズルのピースがあるべきところに収まっていく過程を楽しめる作品である。

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posted at 21:44:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月26日

思ったよりミステリしてた(爆)。ただのはがないもどきかと思いきや、犯人当てあり、どんでん返しあり、ホワイダニットまである。しかしながら伏線が伏線とはっきり分かる書き方のせいで意外性はなく、しかも伏線を張ることを意識し過ぎた結果、全体的に不自然な展開が目立ってしまっているのが難。

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posted at 21:43:47

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月26日

天地優雅「名探偵×不良×リア充×痴女×決闘者(デュエリスト)~犯人は誰だ!?~」読了。何者かに弱味を握られ、無理やり偽装を強要された面々が集まって設立された不思議な部活――偽装部。だがその犯人は部員の中にいるらしいのだが……。第19回スニーカー大賞特別賞受賞作。

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posted at 21:43:23

2015年02月25日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月25日

キャラ小説としてなら前作よりこなれてはいるものの、個人的には「横槍ワイン」のようなミステリとしてもきっちり読ませてくれる作品を期待していただけに残念でならない。

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posted at 23:10:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月25日

聴き屋シリーズの二作目。前作から一転、完全に日常の謎物へとシフトしたのはいいが、何というかネタが小粒すぎたり無理やり謎を作り出そうとした結果、謎解きにぴんとこなかったりで、ミステリとしてみると明らかに前作より劣っていると言わざるを得ない。

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posted at 23:10:07

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月25日

市井豊「人魚と金魚鉢」読了。厳格な祖父が泣いた理由、聴き屋だからこそ見抜けなかった真相、何かに怯える美少年タレント、桜咲く公園で行われた隠れんぼの死角、コンサート会場を泡だらけにした犯人とその動機……生まれついての聴き屋体質の大学生・柏木君が巻き込まれた五つの事件を収録。

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posted at 23:09:45

2015年02月22日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月22日

冒頭で作者は本作のヒントとなったと思われる江戸川乱歩の某作を引き合いに出して、これを書いた乱歩を絶賛しているが、本作はその某作以上に頭がおかしい(褒め言葉)問題作である。

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posted at 22:28:46

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月22日

これは凄い。見所は何といっても密室トリックで、今であれば幾つか似た作例が思い浮かぶものの、それをこの時代にいち早くやっていたことにまず驚かされる。しかもその隠蔽の仕方はバカミスを通り越して狂気すら感じるほどである。

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posted at 22:28:17

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月22日

日影丈吉「現代忍者考」読了。ビルの八階の窓から落下し、そのまま消えた人影。ビルの九階から発見された金髪ヌード・ダンサーの死体。人形とトランプが残された完璧な密室で殺された男……それらは現代に甦った忍者の仕業なのか。やがて事態は幽霊による殺人まで引き起こし、ますます混迷化していく。

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posted at 22:27:59

2015年02月20日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月20日

それは連作としての仕掛けも同様であり、バカミス以上に自分は本作を優れたメタミステリとして評価したいと思う。ちなみにベストを挙げるなクライムサスペンス風の「問題作」で、バカミスというより西澤保彦が書きそうなゾクリとさせる異常な動機が実に秀逸な一編である。

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posted at 22:39:04

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月20日

ただ個人的な見解としては本作はバカミスという一言では収まらないように思う。例えば「処女作」は処女懐胎を密室に見立てた内容だけ見ればバカミス以外の何物でもないが、最後に明かされるあるメタ趣向には思わずハッとさせられる。

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posted at 22:38:06

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月20日

「処女作」「問題作」「失敗作」というタイトルからぴんとくる人もいるかもしれないが、本作は既に雑誌などで発表されているノンシリーズ物のバカミス短編を巧みに増田米尊シリーズの連作ミステリとして仕立てあげた作品である。

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posted at 22:37:31

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月20日

鳥飼否宇「絶望的 寄生クラブ」読了。准教授・増田米尊は最近、発表用の論文がいつの間にか書いた記憶のない小説に入れ替わっている現象に悩まされていた。しかも「処女作」「問題作」「出世作」「失敗作」と題された四編の小説はいずれもバカミスばかり。増田は作者もとい犯人探しに乗り出すが……。

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posted at 22:37:02

2015年02月18日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月18日

「21世紀はじめての密室」というサブタイトルに込められた意味にも驚かされたが、個人的には第二の事件の殺害方法とそれを使った理由もなかなかに強烈。本作は荒唐無稽なトリックにはそれ相応の理由がいるという作者の主張がひしひしと伝わってくる作品である。

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posted at 23:09:57

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月18日

雪の山荘物の傑作。本作はトリックもさることながら、それ以上に「何故そのトリックを使ったのか」に力が入れられており、全体の半分以上を使って丹念に描かれた登場人物たちの関係を踏まえたその真相には思わず慄然とさせられるものがある。

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posted at 23:09:24

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月18日

辻真先「にぎやかな落葉たち」読了。北関東の山間に建つグループホーム「若葉荘」。一癖も二癖もある入居者ばかりが集まるその建物で大雪の日、射殺死体が密室の部屋から見付かる。警察が雪で来られない中、ホーム最年少の少女スタッフ・綾乃は隠された因縁を解き明かし、真相に迫ることができるのか?

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posted at 23:07:34

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月18日

しかしながら、これまでの作者の作品にはなかった「しゃべくり探偵」を思わせる漫才のような語り口は新鮮で、そういう意味では作者の新たな可能性を感じさせてくれる興味深い作品である。

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posted at 09:53:40

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月18日

名作落語をミステリ仕立てにすることでもう一捻りした、作者初の連作ミステリ。全編ミステリではお馴染みのガジェットを使って巧く料理しているが、その反面、手掛かりから真相が透けて見えてしまうのと、些か同じ設定が使われがちなのが気になる。

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posted at 09:53:22

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月18日

河合完爾「粗忽長屋の殺人(ひとごろし)」読了。相次いで婿が短命で死ぬ謎、義太夫に隠された秘密、粗忽者の男に瓜二つの死体の正体、ある花魁に纏わる二人の男の話が食い違う理由……古典落語に隠された不可解な事件を長屋のご隠居が名推理で解き明かす連作ミステリ。

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posted at 09:53:09

2015年02月17日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月17日

どうみても現実的でない犯罪計画をやるならやるで、それに相応しい説得力をきちんと盛り込んでほしかった。とはいえ、最後まで読者を驚かせようという作者の意気込みは評価したいと思う。

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posted at 22:46:06

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月17日

名探偵海老原シリーズの新作。本作もまたこれまでの作品と同じ「やり過ぎミステリ」であり、これでもかとばかりに詰め込まれた不可解な謎は魅力的であるが、その反面、全体的にうまくいきすぎているのが気になる。

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posted at 22:45:35

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月17日

小島正樹「呪い殺しの村」読了。東北の寒村で受け継がれる三つの奇跡の解明に探偵の海老原が挑んでいたその頃、都内では警視庁の鴻上管理官が瞬間移動して密室の中で死んだ女の謎に頭を悩ませていた。やがて邂逅した二人は四半世紀前に発生した神隠し、更に村に伝わる怨嗟の歴史に巻き込まれていく。

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posted at 22:45:17

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月17日

密室トリックは相変わらず盲点をついた面白さはあるものの、金田一少年の「ゲームの館殺人事件」同様わざわざここまでやらなくてもと思ってしまうのがアレ。また過去の事件の動機が分からないままなのもモヤッとする。個人的に推すなら「観測」の方か。

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posted at 10:16:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月17日

今回は二編とも書き下ろし。「観測」は犯人の消失トリックに疑問がなくはないが、それよりもむしろラストのある人物の言葉が胸に突き刺さる。一方「脱出」は一言でいうなら「Q.E.D.」で脱出ゲームをやってみたら、こんな感じになりましたという内容。

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posted at 10:15:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月17日

加藤元浩「Q.E.D.」50巻読了。暗黒物質の観測施設で次々と何者かに実験が妨害され、その犯人を追い詰めるも煙のように消えてしまう「観測」、16年前に起こった密室殺人の謎と、それに纏わる脱出ゲームを作った主催者の意図に迫る「脱出」の二編収録。

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posted at 10:14:53

2015年02月14日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月14日

なので「しばらく中町を読んでいない」、もしくは「中町を読んだことがない」人が読むと適度に驚かされる作品である。

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posted at 14:17:43

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月14日

特に秀逸なのは冒頭のアンフェアすれすれのある一文で、これのおかげでダイイング・メッセージがあからさまだったにも拘わらず、まんまと騙されてしまった。もっとも事件の構図自体は「またこれか」というものなので、中町作品を続けて読んでいるとすぐに気付いてしまう可能性大。

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posted at 14:17:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月14日

本作は作者の作品をある程度読んでいると「あれ、この作品、もしかして前も読んだことがある……?」と思わず錯覚してしまうくらいテンプレの設定と展開だが、トリックだけは小粒ながらも相変わらず抜け目ないのが心憎い。

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posted at 14:17:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年2月14日

中町信「草津・冬景色の女客」読了。羽生五郎の妻・照美が半年前に起きた転落死に纏わる手紙を残して死んでいるのが発見された。だがその手紙からは真相に言及した部分が欠如していた。事件の解明を依頼された作家探偵・氏家周一郎は関係者たちによる温泉ツアーに参加するが、そこで新たな死者が……。

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posted at 14:16:36

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