麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2021年08月09日(月)
「サイコ・ゴアマン」観了。ひょんなことから宇宙最強の残虐星人を支配下に置いてしまった少女の話。タイトルこそ残虐星人から取られているが基本的には頭がイカれた少女ミミに振り回される可哀想な人々(残虐星人含む)をコミカルに描いた作品であり、愛すべきチープ感と悪趣味っぷりが最高だった。 pic.twitter.com/5KY16gjKsV
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posted at 22:10:31
2021年08月08日(日)
本作はキャンプ場という舞台を活かした犯行計画の数々もさることながら、物語の中に込められた様々な思惑が実にスリリングな形でコンパクトに纏められた佳作である。
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posted at 13:43:50
そうして三度にわたる対決の後に待っているのは探偵役による感想戦(?)となぜ傍観者を交えた特殊な対決が描かれたのかという理由であり、タイトルの意味と相俟って作者らしい何とも言えない余韻を生み出している点が素晴らしい。
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posted at 13:43:23
しかも興味深いのは芳野自身、三原の具体的な犯行計画を聞いているわけではないのでその都度、三原がどうやって犯行を成し遂げようとしているのか推理する点であり、読者からすると芳野が傍観者というより犯人対探偵が繰り広げる攻防の実況兼解説役のように見えるのが面白い。
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posted at 13:42:55
ロジカルターミネーターこと碓氷優佳が探偵役を務める倒叙ミステリシリーズの長編五作目。本作の特徴は何と言っても犯人である三原から犯行の意思を聞いている傍観者・芳野の存在であり、その芳野の視点で殺人を行おうとする犯人とそれを食い止めようとする碓氷優佳の攻防が描かれることになる。
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posted at 13:42:25
石持浅海「君が護りたい人は」読了。歩夏が二十も年上の奥津と婚約した。歩夏に想いを寄せる三原は奥津を殺して彼女を救い出すことを決意、自らの意思を奥津の友人で弁護士の芳野に明かす。犯行の舞台はキャンプ場。三原は周到な罠を仕掛けるが、ゲストとして参加した碓氷優佳によって狂い始める。
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2021年08月06日(金)
二重人格の少女と僕の恋愛模様を描いたシリーズの七作目。今回は自分というものが分からなくなった主人公の自分探しがメインであり、正直「お前の方かよ!?」と突っ込みたいところだが、「秋玻」と「春珂」と共に自分探しをする過程で主人公が本当に好きなのはどちらだったのかに気付く展開は○。
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posted at 16:14:03
岬鷺宮「三角の距離は限りないゼロ7」読了。春休み。一人の中にいる二人の少女「秋玻」と「春珂」と恋する中で僕は「自分」が分からなくなってしまう。自分探しのため二重人格の彼女と共に過ごした一年を辿り終えたその時、僕は入れ替わりの時間が短くなってゆく「彼女たち」の最後の願いに触れる――。
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2021年08月04日(水)
香吹茂之「女神家の一族」〈第3話〉読了。事件が起こったら、次は動機探し――ということで定番の遺産相続を絡めつつ男が組み敷かれる作者らしいHシーンで魅せてくれる。そして作者らしいと言えばもう一つ、あるお馴染みの要素が出てきて、これが今後の展開にどう関わってくるのかが気になるところ。 pic.twitter.com/Zi2xuGTCYp
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posted at 21:25:26
天野明「鴨乃橋ロンの禁断推理」3巻読了。2巻からの続き「孤島天文台殺人事件」のトリックはだいたい予想通りではあったものの変に風呂敷を広げたのが今後吉と出るか否か。あと「夜明けの砂場殺人事件」のトリックが色々と無茶だし国内作家Oの某作品を彷彿とさせるものの個人的には嫌いではない。
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2021年08月02日(月)
関崎俊三「安堂鍵乃子の暗号事件簿」2巻読了。事件の内容自体は1巻の時より殺伐としているが、それと一緒にラブコメ度もアップ(吊り橋効果?)しているのがなかなか興味深い。あと個人的には「秘密の花束」における漫画ならではの叙述トリック(?)にちょっと感心した。
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posted at 09:20:24