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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 現在地 涅槃
  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2023年04月12日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月12日

派手なトリックやロジックがあるわけではないが、職人芸を感じさせる緻密な構図の見せ方とそれに付随した人間ドラマが何とも味わい深い佳作である。

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posted at 20:03:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月12日

その一方で一部の手掛かりの出し方はかなり大胆で殆ど答えとも言えるある手掛かりが探偵役の境遇と結び付くことで示されるほろ苦い解決は実に忘れ難いものがあるだろう。また北海道の特色を活かしたトリックも地味に(?)よく出来ているし、本作の独特な構成に隠されたある仕掛けも遊び心があって○。

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posted at 20:03:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月12日

「サロメの夢は血の夢」に引き続き、車椅子の弁護士・山崎千鶴が探偵役を務める長編ミステリ。前作同様、関係者たちのリレー方式で語られつつもそこに手記が用いられている本作の見所は物語が進むにつれて変化していく事件の構図であり、それが同時にミスディレクションも兼ねている点がまず秀逸。

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posted at 20:03:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月12日

平石貴樹「スノーバウンド@札幌連続殺人」読了。札幌の街中でナンパされ、誘拐された久美子の「目の前」で誘拐犯である浩平が殺された。その犯人も見つからないうちに新たな殺人事件が起きて――。複雑に入り組む事件を解きほぐそうとする車椅子の美貌の弁護士・山崎千鶴が辿り着いた衝撃の真実とは?

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posted at 20:03:49

2023年04月09日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月9日

「オオカミ狩り」観了。海上の大型貨物船を舞台に凶悪犯罪者たちと警察が血みどろのバトルロイヤルを繰り広げる話……かと思いきや正体不明の怪人(!?)が目覚めてから物語は予測不能のモンスターホラーへと早変わり。とんでもない血の量と人体破壊の連続に気付けば爽快感すら覚える怪作である。

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posted at 19:42:57

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月9日

「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第3章」観了。いわゆる溜め回にあたる内容で現時点ではこれといった見所はないが、色々と伏線が仕込まれている印象はあるので最終的に全6章が出揃った時の伏線回収で評価が上がる話なのだと思う。とはいえ、このラストからどう逆転していくのか今後に期待。

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posted at 19:30:30

2023年04月08日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月8日

「ダークグラス」観了。女性版「わたしは目撃者」とも言うべきジャッロ物。アルジェントらしい強引すぎる展開が微笑ましいものの、それでも往年の作品以上に粗さを感じてしまうのは脚本がいつにも増してシンプル過ぎる故だろう。とはいえ80歳を超えてなお衰えない創作意欲は素直に凄いと思う。

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posted at 23:41:21

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月8日

ちなみに本作は見方によっては作者のもう一つの作品「読者(ぼく)と主人公(かのじょ)と二人のこれから」のアフターストーリー的側面があるのもさることながら現在進行中の「あした、裸足でこい。」シリーズに繋がる構成にもなっており、そういった作者のサービス精神に感心させられる作品である。

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posted at 13:39:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月8日

二重人格の少女と僕の恋愛模様を描いた「三角の距離は限りないゼロ」シリーズ完結後の物語を収録した短編集。あとがきによると主人公たちが卒業するところまで見たかったという読者の声に応えたとのことで、本編の余韻にもっと浸りたかったという読者にとっては打ってつけの内容と言えるだろう。

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posted at 13:39:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月8日

岬鷺宮「三角の距離は限りないゼロ9 After Story」読了。奇妙な三角関係が終わりを告げてしばらく。僕と彼女を待っていたのは当たり前の、だけど何より願っていた日常だった。恋人同士の何気ないやり取り、級友と過ごす高校最後の夏、それぞれの進路、そして卒業――これは二人の今を綴るその後の物語。

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posted at 13:39:54

2023年04月07日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月7日

更にミステリを謳っているくせにそもそもなぜこんな事件が起きたのか、なぜこんな現象が起きたのか、そして銃撃事件を起こした犯人は誰なのか全て謎のまま終わるのはさすがにどうかと思う。もし続編ありきでこうしたというのであればそれは作者にとっても読者にとっても不幸な結果しか生まないだろう。

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posted at 23:36:58

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月7日

但し面白いのはそこまでで、その設定に必然性がなくただの演出で終わってしまっている点もさることながら、全体的に掘り下げが甘いまま物語が進むので、頭脳戦になっていない頭脳戦もどきを延々と読まされるのが正直かなり辛い。

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posted at 23:36:57

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月7日

突然30ページ分までしか行動できないという謎の制約があるループ現象に陥った主人公がペンギンの着ぐるみを着た謎の少女と共に悲劇を食い止めようとする青春ループミステリ。ちなみにこの30ページとはこの作品自体の頁数でありしかもループが始まると同時に30からのカウントダウンも始まるのが面白い。

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posted at 23:34:05

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月7日

秋傘水稀「30ページでループする。そして君を死の運命から救う。」読了。夏祭り会場で銃撃事件が発生、俺にとって大事な少女が撃ち殺された悲劇を機に俺は悲劇を変えるまで謎のペンギン少女と共に何度も事件当日を繰り返すループ現象に陥ることに。しかもなぜか行動できるのは30ページ分までで……。

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posted at 23:34:04

2023年04月04日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

23年4月4日

辺天使/津田穂波「ボクとキミの二重探偵」8巻(完結)読了。双子の真相に関しては予測の範疇だった反面、刑事のアレは完全に予想外でビックリした(ジョジョの某キャラを思い出したが冷静に考えれば自然な落としどころか)。しかし前巻のギャグすれすれのラストから一転、綺麗な着地でほっと一安心。

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posted at 09:23:22

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